【2026/6/29】三日ぶりのscribe。釧路での2泊3日は最高の取材旅になった。具体的に行った場所としては13:20に釧路駅に特急でついてからの、とりあえずレンタカーに行って車を運転できるようになってからの。①くしろ水族館ぷくぷく釧之助という水産会社が運営している水族館。1階は魚屋さんでお寿司やがあり、その上に水族館があるという「魚をみて食べる」というスポットになっている。チリメンモンスターのコレクション、ピラニアの星空のような鱗、回遊しまくる北の魚の水槽、阪神カラーになっている両面黄色のマツカワカレイ、まんまるなフウセンウオ、白い斑点のアメマス、ミズダコ、そしてちょっとだけ釧路湿原ビジターセンターの方にも下見に行った。


②炉端 煉瓦席の目の前に炉端があり、注文したものをセルフで焼くスタイル。ホッケ、ハッカク、そして特に「イカのホイル焼き」が美味しかった。ネギ、唐辛子、おそらくニンニクとバターも入っている。そして椎茸の網焼きも美味しかった。帰り際、本棚の中に「くしろ炉ばたかぞく」という本を見つけた。きじま せいご作・イラストレーションとのこと。ただその下には「釧路炉ばた学会(KUSHIRO ROBATA SOCIETY)」とある。非常に気になるし、釧路における炉端焼きの歴史が描かれているらしく欲しくなった。まぁAmazonか何かで買えるだろうと思ったらどこにも情報がない。仕方ないので釧路炉ばた学会のWebsiteだけ貼り付けておく。おおよそ、東北の炉端で野菜で焼く文化を釧路に持ち込みここで魚を焼いたというもの。

https://robata946.com/


③なんでもリサイクルビッグバンここでクマスプレーをレンタルした。買うと2万円する上に、飛行機には乗せられないから助かった。安心して釧路湿原を歩ける。


③コテージコッタロ雨のなか到着。夜9時半になってしまった。釧路湿原にある民泊のようなログハウス型のコテージで、なんと温泉付き。強塩泉でびっくりしたけど、釧路湿原自体が元々は海だったことを思い出す。たとえば塘路湖という湖が宿の近くにあるのだが、これは海跡湖(かいせきこ)という「元々は海だった湖」だったりする。塘路湖が昔海だったことの名残を示す生き物として、なんと淡水に適応したオキアミ「クロイサザアミ」がいたりするらしい。このクロイサアザミを調べてみたら、なんと食えるとのこと。

https://plankton.image.coocan.jp/Crustacea3-2-1-1-071.html

ローカルスーパーは見ねばということで行ってみると「たらばがにの外子」というものが格安で販売されていた。たらばがにの甲羅に黄色い卵のようなものが山盛りになっている。生食用とのことだったがお腹がいっぱいなのもあり、買わずじまいだった。イクラと同じように、そのままだと無身らしい。軽くお酒を飲んで喋って就寝。


2日目。2026/6/27①ツルシャワーを浴びていたら何やら呼ばれる。聞いてみると「ツルがいる」とのこと。みてみたら、ツルがいた。タンチョウヅルが一羽、ゆっくりと控えめに歩いていた。あ、通りますよ…失礼しますよ…というような遠慮がちな歩みがかわいい。そしてでかい。きっちり写真にも撮れた。


②天然「水」天然”水”というニュアンスで、水の字だけ大きめに強調されている看板が立っていた。てんねん”すいっ”という感じで気になりながら、立ち寄ってみる。湧き水を汲めるポイントが北海道には何ヶ所もあるのだが、ここもその一つだったらしい。美味しい水を汲んでいく。③Hatch Bakery早朝の出発だったこともあり、パンを買って食べながら移動することに。そこでパン屋を探してみたところ、気になるお店が出てきたのでよってみた。それHatch Bakery。うますぎる。なんだったんだあの店は…僕はコロッケパンとBLTサンドチーズのせを食べたんだけど、特にコロッケパンが美味しかった。220円だったっけあれ、毎日でも食べたい。コロッケはしっとりと丁寧に潰された上に、ザクザクとしていて香ばしいパン粉が素晴らしいアクセントになっている。そしてパンから立ち上る小麦の香りよ…。一口食べさせてもらった「四種のきのこピザ」も語り尽くせないおいしさだった。まずきのこが山盛りになっていて、その密度がすごい。一口食べた瞬間に、ホワイトソースに包まれたものすごい圧縮ブレンドキノコが、あのキノコ特有の美味しい香りと旨みをダイレクトに叩き込んでくる。そこに一緒に頬張ったホワイトソースがコクと塩味、まろやかさを押し込んでくる。お店の内装も外装も美しく、買いはしなかったけどケーキやタルトは宝石のようで。地域の人たちがさっさと買っていく中、店内で右往左往してしまった。バスクチーズケーキのホールケーキもあったなぁ〜〜〜。いいなぁ〜〜〜。

https://maps.app.goo.gl/f5wdtgQcMBgJJCZV7


④音根内木道釧路湿原のメインスポット。ビジターセンターで釧路湿原のことを学んでから、歩いた。しゃべりすぎなコヨシキリ。

https://www.youtube.com/watch?v=fWVgQgjPdrE


⑤鶴居の小さなケーキ屋さん「ウッディホテル・レストラン夢工房」良すぎた。良すぎる。音根内木道へ向かう道の途中にある、おしゃれな建物に立ち寄った。完全に直感のアドリブだった。入ってみると、森の際で営まれるホテル、兼レストラン・カフェだった。モンブランを食べたが最高に美味しいし、造形も良い。インテリアもよく、壁にかかったHudson River Inlay(ハドソン・リバー・インレイ)のJeff Nelson(ジェフ・ネルソン)による作品「Zion Narrows(ザイオン・ナローズ)もかっこいい。さまざまな木を組み合わせて作られる絵。ご飯も美味しそうだったんだよなぁ、また行きたいしじっくりここで過ごしてみたいものだ。ここはON-AIRDOはいいぞで喋らなければ。

https://maps.app.goo.gl/omGSmcPkuRzLSjvTA


⑥釧路炭鉱展示館ニッチな釧路のスポット。ここは日本で唯一らしい、今も稼働している釧路炭鉱についての展示を行っている場所だった。誰もいない館内だが、玄関には世界最大の一枚岩石炭が置かれ、地下に入ると坑道をリアルに再現した空間が広がる。機械のスイッチを押して動作のDEMOを見たりできる。釧路炭鉱の採掘は海面下700mで行われているとのことで、海面下に巨大な地下としめいた坑道が掘られているらしい。ここに入っていく人数は今どれくらいなんだろうか。地下数メートルでもそこはかとない息苦しさを感じた僕に炭鉱夫は無理そうだ。


⑦釧路市博物館例の要塞じみた博物館である。釧路市出身の建築家である毛綱 毅曠(もづな きこう)の設計。例えば「反住器」という名前で母のために作られた家は、ポストモダン建築の最高傑作と言われているらしい。

https://brutus.jp/post-158060/

展示内容は釧路市の自然、炭鉱や工業、地域の歴史、アイヌと多岐にわたる。また特に「実際に使われていた生活道具の展示」は、小規模鉄道や巨大な霧笛(濃霧の時に船に港の場所を知らせる巨大なふえ。イメージは高さ10mにもなるキセル)もあった。あとシロナガスクジラの下顎が展示されていて、これが想像を絶する巨大さ。あとはピクトグラムがリーゼントだったり、マスコットキャラクターの…はっくんだっけ?顔と体の作画コストが違いすぎて草だった。帰り際にキツネに遭遇。トコトコトコトコ…と軽快に歩いて行ったのだが、蛍光オレンジの何かを加えていた。どうも近所の工事現場から盗んだらしい。罪悪感を微塵も感じさせず、ただご機嫌に歩き去っていった。⑧インデアンカレー大正解。大正義インデアンカレー。インデアンルーにカツを加えて、税込1083円。このカツが美味しい。細かく切られているのでスプーンでも食べやすい美味しいロースカツだった。途中、やはり何組もの家族連れがカレーを鍋でテイクアウトしていたのも良かった。家を出る時に炊飯器でご飯をセットして、鍋を車に乗せて出掛けて、帰り際に鍋へルーを入れてもらう。帰った側から「幸せおうちカレー」の時間である。こういうのを見ていると家族もいいものだな〜と感じる。もしかしてインデアンカレーは「家族っていいよねカルチャー」を醸成する文化的装置なのでは…?


⑨塘路湖帰る途中にちょっとだけ立ち寄った。元々は海だった場所が、4000年前からの地球寒冷化に伴う「海退」に伴って窪地として取り残されて湖になったもの。海だった時代の名残としてオキアミの一種「クロイサザアミ」が生息する。湖をまったりと眺めた。この辺りではカヌーも盛んらしく、次来た時にはぜひやりたいものだこの日はお腹いっぱいになったので、宿に帰ってさっさと寝よう…と思ったのだが。途中からアート談義やプロデュース談義が始まり結局寝たのは午前2時半。


3日目。2026/6/28

①神の小池素晴らしかった。小雨が降っていたが、それがむしろ良かったのかもしれない。湧水で青いあおい湖に、時折波紋が広がる。それがまた美しい。小雨と寒さのおかげで季節が少し戻ったようで、毛虫もいないし草木も青々とフレッシュだった。色々な場所で青い池の写真を撮って回る。ここもぜひいってほしい。ちなみになぜあそこまで真っ青だったのか、といえば。

湧水に水酸化アルミニウムなど、白色系の微粒子が含まれ、それが波長の短い青色を錯乱していると言われています。湧水によって微粒子が激しく動くことで、ありとあらゆる方向へ光が散乱し、その結果青色が多く目に入るため、浅い場所でも青く見えるようです。という情報が出てきた。つまり神の小池が青くなるメカニズムは以下の通り。

①透明度の高い水に光が入り込み、まず深さ数メートルの湖底に届く。この過程で青や紫以外の色はどんどん水に吸収されていく ②湖底は真っ白になっている。これが光を跳ね返すのだが、火砕流由来の真っ白な砂やその細かい微粒子が湧水で踊っている。水に吸収されずに残った光は、この微粒子に当たって反射しまくる。 ③真っ白な湖底で青さが際立った光が、透明な水を通って目に届き、青いと思える ④湖底から沸いている水は常に8度であるため、落ち葉や木が腐って色を出すこともない。

美瑛の「青い池」はアルミニウム粒子が水中に含まれており、これが青い光を反射する。そのため少し濁っている。

【水による光の吸収について】 水深と色が吸収されるプロセス太陽の白い光が透明な水の中を進むとき、波長の長い色(赤系)から順番に水にエネルギーを奪われ、吸収されていきます。 ・赤色: 約5mの深さで90%以上が吸収され、ほぼ見えなくなります。 ・オレンジ ・黄色: 10m〜20mほどの深さで吸収されます。 ・緑色: さらに深く、30m〜50mほどまで届きます。青色: 水に最も吸収されにくく、透明度の高い水であれば100m以上の深海まで届きます。 神の子池の水深は約5メートルです。光が水面から入り、底の白い火山灰にぶつかって反射し、再び水面を出て私たちの目に届くまでの「往復の移動距離」は約10メートルになります。zeros

—②さくらの滝2回目の訪問。サクラマスが3メートルほどの滝を乗り越えるためジャンプする。ジャンプするたびに「おっ」とか「おおっ」といった声が自然と出てしまう。少しだけだが、賭け事のような中毒性すらも感じる。


③硫黄山ここも2回目の訪問。ガスやお湯が沸きまくる黄色い間欠泉がたくさん生えている。周りは火山ガスのせいか何も生えておらず、ここにしかない荒涼とした景色が広がる。ここのあたりを構成する硫黄鉱石・デイサイト・安山岩が生み出すグラデーションを、色彩的に教えてもらえてとても良かった


④弟子屈ラーメン本店弟子屈醤油ラーメンを食べた。うまぁあい、説明不要!というわけにもいかないので説明してみよう。たまり醤油のようなコクのある醤油ラーメンに、ちぢれた細麺がよく合う。ここにお店特製スパイスやニンニクを入れてみると、急激にパンチがとコクが強まってまるで別の味になる。うまい、美味かった…。


⑤辻谷商店・つじや食堂極めて可愛い、センスの光すぎる古道具屋・古着屋・カレーの美味しいカフェのまとまった場所。どこもかしこも美しかったり面白かったり可愛かったりする。これは…!と思ってしまったcarharttのパーカーを買ってしまった。これは経費じゃ落とせない。玄関先でおじさんと「移動を拒否したパグ」がいた。足を伸ばしてしまっていたけど、人懐っこく近づいたらわぁいというテンションで撫でられにきてくれた。目の前には道の駅もあり、ここには足湯がある。


⑥鶴居村鶴はどこにも見当たらなかった。宿の玄関先で見かけたツルを最後に、ノーツルでフィニッシュ。


⑦天然水また湧き水を見かけて寄ってみた。個人宅の敷地のようで、駐車料金200円を支払い水を組ませてもらう。庭には人懐っこいハスキーわんこが2匹いて、大歓迎してくれた。可愛かったなぁ家のおじさんも無骨ながらとても優しい方だった。


⑧たんちょう釧路空港小さな空港。プロペラ機でたった35分のフライトで新千歳空港に着いた。行きは特急で4時間、帰りは35分である。このあとは真っすぐ白老に帰りついた。【今回見た野生動物や生き物】・タンチョウ・キタキツネ・猫・小さめの猛禽類(ミサゴ?)・エゾシカ・サギ・コヨシキリ・オオジシギ・とんび・いぬ(移動拒否パグ・疑うことを知らないハスキー)・うし(ホルスタイン)・うま


以上を書いている途中に思ったこと。これは今日2026/6/29の考え事である。ポッドキャストを聴かなくても、特に問題は起きなかった。ではポッドキャストは何のためにあるべきなんだろう。釧路湿原やドライブ、空やツルや魚やウシに犬、古着に火山の硫黄とお湯に、美味しいものたち。そしておしゃべりに、運転から得られるフィーリング。その良質な体験も当然ながら良質なインプット。ちなみにこの旅の途中で本も読んでいない。僕にとって心地よいライフスタイルは、本を読める環境としての「本について喋れる人たちとの生活圏の近さ」がまず大事で、ここを拠点として「あちこちに回れる機動力を備えられること」そしてこれに付随して、自然・美味しいもの・感覚的に心地よい場所が徒歩圏にもあること…そして空気が暑すぎないこと。このような場所に身を置くことで実現するのではなかろうか。その隙間にポッドキャストがある。それくらいでいい気がする。


釧路への2泊3日の旅でレンタカーを利用したのだが、この体験が素晴らしいものだった。やはり北海道で移動手段としてそして機材運搬手段としてそして宿泊にも活用可能な車を所有することは、僕の活動を飛躍的に発展させかつ他人には真似できない表現手法の開発や独自性やファッション性も兼ね備えられると考えるようになった。僕にとってポッドキャストは整ったスタジオでとるものではなく、やはり移動しながらあらゆる場所・相手のホームで録るものなのだ。さて、このように考えて条件を考えた。・北海道の運転(冬を含む)に耐えられて・車中泊も可能であり・機材を運べて・燃費が悪くなく・美しさを持っていて僕のアイコンの一つになり・今から買うことを現実的に考えられる価格の車(300万円以下)そして結論としてプロボックス・4WDをカスタムしてアウトドア仕様にするのがいいのではと考えている。これが妥当であるならば「この車を所有できるようになる」ことを今後の目標の一つとして設定したい。プロボックスは商用車だし完璧なチョイスだと思う。すっかり調べまくってしまっている

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700050890130260520002.html?utm_medium=gn_promotion&utm_source=gveh&utm_campaign=google&utm_campaign=vehicelads_0508901&utm_medium=gn_promotion&utm_source=gdn&utm_campaign=p-max_vehicle-ads&utm_content=p-max-vehicle-ads_vehicle-ads&gad_source=1&gad_campaignid=23550406489&gbraid=0AAAAADPifNr_kXsavkif6RiM5JUt3_XrT&gclid=Cj0KCQjwr4jSBhCSARIsAOX1E-Kkyk-_qHIxJKC2b-JFeIE4-ck5CrOWF8-EGHyEmeGkv6gEsUCV3_MaAhKuEALw_wcB

・プロボックスの車内をかなり有効活用させてくれるグッズ

https://ntcfamilia.base.shop/items/139819785

いいじゃん!!!!!!!

https://news.yahoo.co.jp/articles/5df0472a546e134fd4d68dafec57f7414669e412

これが欲しいがために仕事を頑張るという目標を、珍しく持てそうな気がする。これはこれで張り合いが出そう

関連メモ