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太平洋
大航海時代、捕鯨の活動が拡大していく中で、太平洋は新しい狩猟場として注目されるようになった。長い時間をかけて、西洋諸国の捕鯨船は大西洋を越えて太平洋に進出し、日本近海など新しい地域での資源探索が始まった。特に19世紀には、ジャパングラウンドと呼ばれる地域が捕鯨の主要な基地となり、西洋列強の捕鯨活動が活発化した。この地域ではクジラが主に油の供給源として見られており、生物としての側面は無視されがちであった。それに伴い、現地の文明や文化に対する認識も浅薄で、単に「資源」としての地域とみなされていた。
ミモリラジオでの扱い
エピソード#26では、太平洋の重要性についての言及は少なく、その代わり大航海時代の捕鯨活動の進展について詳しく述べられた。特に、捕鯨が進行する中で北極クジラが発見され、これが新たな資源として認識される過程が話された。太平洋自体の言及は後のエピソードに譲られているが、捕鯨の影響が広範囲に及ぶことが予感される構造をしていた。
エピソード#27では、太平洋が大西洋に次ぐ新たな捕鯨の舞台として登場する。この時期、ヨーロッパとアメリカの捕鯨戦団が小笠原諸島やジャパングラウンドと呼ばれる日本近海に進出し、資源を求めてさらに西へと広がっていった。太平洋は捕鯨にとって最後のフロンティアと見なされ、莫大な油資源が期待されていた。また、捕鯨活動を通じて、油の産出量に基づいてクジラが分類されるなど、資源視点での太平洋の重要性が強調された。この時代の捕鯨の影響で太平洋の地理的・生物的視点は著しく変容し、その後の歴史的事件にも繋がる重要な舞台であったことが示された。