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ふのり
ふのりは、海藻のなかでも特異な位置を占め、食用だけでなく様々な産業や社会的な活用がされてきた素材である。古代ギリシャや江戸時代の日本における肥料や飼料としての利用をはじめ、近代ではガラス製造における重要な役割を果たしている。特にイギリスでは、木材の過剰伐採問題を受けて、海藻の灰がガラス製造に活用されるようになり、産業としてますます注目されることとなる。このように、ふのりは時代や地域によって異なる活用法を持ち、多面的な価値を提供する海藻である。
ミモリラジオでの扱い
エピソード#80では、海藻の食用以外での利用法が取り上げられており、具体的には農業での肥料や畜産業での飼料としての役割が紹介されている。古代ギリシャの記録から、家畜の餌や肥料としての海藻の活用が述べられ、日本においても江戸時代には肥料としての海藻の重要性が強調される。さらに、ガラス製造における海藻の役割についても説明されており、イギリスでの木材資源の枯渇に対応する形で海藻の灰が活用された経緯が深堀されている。ガラス製造における原料として、ふのりを焼いた際に残る灰に含まれる炭酸ナトリウムと炭酸カリウムが重要であり、この利用法は18世紀から19世紀にかけてのイギリスで、ガラスの需要増加に伴って広く採用されるようになったとされる。このエピソードは、ふのりの持つ多様な可能性を周知するとともに、自然資源の持続可能な利用についても考えさせられる内容となっている。
参照元
- 2023-10-30-80 食べるだけじゃなかった!海藻が動かす産業と社会〜海藻編⑦【ミモリラジオ】 (2023-10-30)