#89 うんこはメディア?匂いのコミュニケーションと宝の土〜うんこ編③【ミモリラジオ】

うんこは動物たちの重要なコミュニケーションツール!?そして人類を熱狂させた「黄金のうんこ」グアノの驚きの歴史とは🐦💩

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要約

うんこシリーズ第3回は、動物たちの匂いによるコミュニケーションから始まり、嗅覚の進化、犬のマーキング行動の理由まで解説。さらに人類がうんこをエネルギー源として活用してきた歴史を紹介。特にペルーの鳥のうんこ「グアノ」が最高級肥料として世界中で争奪戦となり、戦争まで引き起こした驚きの歴史を詳しく語る。

キーワード

嗅覚 コミュニケーション マーキング グアノ 肥料 グアノ島法

文字起こし

ミモリラジオ、このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深まるトーク番組です。 パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。 はい、ミモリの野田和樹です。 そして、前回より登場いただいております、またたびうんこ本屋さんの羽地ゆうかさん、羽ちゃんです。 はい、羽地ゆうかです。お願いします。 よろしくお願いします。 うんこ編第3回でございます。 前回は、自然界で落ちたうんこはどうなるのか、ということで、奈良公園にあるふんちゅう記念館、 聖地ですからね、あそこ。メッカですよ。 とか、ふんころ菓子とかふんちゅうみたいなうんこを運ぶ生き物たちの話を色々聞いてまいりました。続きでございます。 はい、じゃあ続きを第3回話していきますね。 はい、今回は、 今回はメディアとしてのうんこですね。 匂いでコミュニケーションを取る動物たちとかにとって、うんこがどういうものなのかってことだよね。 うんこっていうのは、 てか、 動物にとってうんこの香りっていうのは、めちゃめちゃ大事なシグナルなの、まず。 そうだよね。 それによって、まず縄張りが決まります。 はい。 牛がさ、牛じゃないや、犬がさ、電柱におしっこかけたりするじゃない。 そうだよね。 あれはやっぱり、オオカミ時代の縄張りが、俺はここまでだぞっていう名残なんですよ。 あー、おしっこの匂い嗅ぎまくるって言ってたよね。 そうだよね。 あー、そうそうそうそう。 このおしっこによって、周りにどういう仲間がいるのか、周りにどういう敵がいるのかっていうのを得たりするんですよ。 その嗅ぎ分けができるっていうのがすごいよね。 僕ら人間には全然できないからね。 できないね。 で、こう一般的に動物は地面から離れれば離れるほど、嗅覚を失っていく、 ま、進化って言っていいのか退化って言っていいのかわからないけど、 例えば、ま、人間は犬より鼻が効かないじゃないですか。 そうですね。 全然効かないね。 鼻詰まりとかになったら終わりだからね。 確かに。犬鼻詰まったら終わりなんですよ。 人間より、逆に地面より高いとこにいる生き物、鳥とかですね、鳥とか嗅覚ほぼないです。 あ、そうなんだ。 へー。 なので、地面から離れると嗅覚がなくなる。 なるほど。 代わりにでも視覚を発達させた生き物が多いですよね。 鳥とかもそれこそそうだよね。 そう。鳥の遠近両用のレンズ。 鳥って目めっちゃいいんですよ。 ピントを調節する機能が人よりもさらに発達してるっていう話が出てくるんだけれども。 木の上の虫とかもね、飛びながら捕まえないといけないからね。 人間もたぶん目いいじゃないですか。 そうだよね。 僕らも視覚を使ってほとんど生きてるじゃないですか。 確かに。 地面に近い、例えば四足歩行の哺乳類とかのほうが嗅覚が優れてるんですよね。 なるほどね。 で、僕たちは目に頼った生活をしているので、 人間の鼻って匂いを感知する鼻の粘膜って大体切って1枚分ぐらいしかないんだって。 切って1枚分? それぐらいの広さなんだね。 そこでしか匂いを感知できないのか。 そう。一方、犬の横顔を想像してほしいんだけど、 横から見た時に、口とか鼻とか長い印象がある。 そうだよね。 あれは歯のためにああいう風な形になってるんじゃなくて、 鼻の粘膜が切って大体50枚分ぐらいあるんだって。 そんなに違うんだ。 大量のセンサーを長い、ちょっと突き出てる口の中に、鼻の中に置いてるってことだよね。 そうそう。 なので、横から見た時に口と鼻が長いような形になってます。 鼻めっちゃちっちゃいと思ってたらめっちゃ長いんだよね。 そういうことだね。 口が大きいように見えるけどね。 みもりラジオでは散々ね、形には大きな意味があるんだよっていう風に話してるんだけど、 生物の頭蓋骨の形もすごく意味があってね。 だから、四足歩行の哺乳類っていうのは、嗅覚を重視してるっていうのが頭蓋骨から分かったりしますね。 なるほど。 なので、地面から鼻が近い動物、四本足の哺乳類は運コミュニケーションを取ってますよ。 運コミュニケーション? 運を介したコミュニケーションを。 それは何、かずき君が見出した言葉?違う? これ僕が見出した言葉ですよ、多分。 あ、よかった。 なんか界隈で使われてるのかなって思って、ちょっと心配。 いや、ワンチャン界隈で使われてるかもしれないね。 だってアンリー君何も話しなかったから、あれって思った。 当たり前の概念。 ああ、知ってる知ってるっていうリアクションかと思ったのに、違います。 違うよね、オッケーオッケー。 僕たちが毎朝新聞を見たりとか、毎朝SNSを見て今日のニュースを確認するように、 彼らは出来立てホヤホヤのうんこで運コミュニケーションを取ってるんですよね。 なるほど。 これだから日にちが経っちゃうと糞柱が分解したりするので、 そっか、一日で無くなっちゃうもんね。 すごい流動性が高い情報なんですよね。 消えるメディアなんだ。 それはじゃあSNSだ。 インスタのストーリーみたいな感じ。 24時間で消えちゃう。 スナップチャット。 家に連れて行かなきゃって。 そうだよね。 やばいやばい。 そう、で、第1話とかで羽ちゃんが言ってくれてたけど、 たぬきっていうのはため糞って言って、 何種類の、何匹かのたぬきが同じ場所に来てうんこをするんですよね。 これ僕らが活動してる北海道白尾市町の森とかだとめちゃめちゃ観察できるよね。 そう。 で、やっぱこれすごい不思議な習性なんだけど、 たぬきはこのうんこでどんな異性がいるのかとか、 どんなライバルがいるのだろうかとか。 分かるんだ。 そういううんこっていうのは掲示板みたいな役割なんだよね。 ことは仲間のうんこの匂いと、 違うところのメスの匂いと、 敵の匂いが全部分かるんだ。 このため糞見たら。 そう、僕ら想像しかできないんだけど、 彼らの行動を見ていると、 そういうふうな機能。 うんこには機能が備わっているんじゃないかって言われたりするね。 なんかLINEグループみたいなもので。 たとえばおもろい。 いや、本当にそう。 そうだよね。 だからLINEいじめがあるように、 うんこいじめもあると思う。 どういうことですか。 いや、こういうの。 阻害されたうんこ。 ちょっと今逆に分からなくなった。 なんかちっちゃいうんこの塊見たらあれなのかな。 いじめられてるのかなみたいな。 こういった使えないやつっていうのが分かったりするかもしれない。 うんこを通してね。 でもなんか強いオス、弱いオスとかは分かったりするかもね。 フェロモンとかも含まれてるだろうし。 フェロモンの話もよく出てきましたね。 やっぱ出るよね。 このたぬきがいろんな子たちが使うんだけど、 これは日本にいないんだけど、 アフリカにブッシュバックっていう、鹿に似たような子もいるんだけど、 この子も配便場所で異性とのコミュニケーションとして使ったりするって書いてた。 じゃあやっぱり何頭かのブッシュバックが同じ場所で運行するってことが見られるんだ。 そうそうそう。 どんなメスがいるのかなとか。 特にメスの場合は発情器っていうのを糞で知らせたりするモニュメントもいて、フェロモンでね。 発情器の糞の匂いがあるんだね。 そうだね。 これでオスがあ、いいんだなみたいな。 今時期に入ったかな。 いけます感を出しちゃうんだね。 オッケーサイン的な。 言わないけどみたいな。 あるあるある。 ただコミュニケーションの手段として使われるっていう。 なるほどね。 なので嗅覚はすごい大事に使ってるんですよ。 そうだね。 これ今から言うのは、街の中とかで見ることが多いと思うんだけど、 犬、電柱におしっこするじゃないですか。 やるね。 わざわざ足を上げてさ。 マーキングって呼ばれるよね。 そう。バランス感覚めっちゃ悪いと思いません? 確かにね。 足を上げてさ。 ちょっとなんかマヌケな感じするしね。 危なそうだよね。 それこそ狼編とかだとそれで若いオスはやってる途中にこけちゃうとかもあるらしい。 そうそうそうそう。 だからもう少し低いところにしたらいいのにとかさ。 足上げなくていいじゃんと思うじゃん。 できるだけ高いところにおしっこかけるための姿勢だよね、あれ。 そう。 でね、尿っていうのは、おしっこっていうのは有限な資源なんですよ。 だって食べた分しか出ないんだからさ。 そうだね。 しかも自然界っていうのはそんな水がガブガブ飲めるわけじゃないから。 やっぱり犬の鼻っていうのはチンチンと同じ高さにあるんですよ、普通のとき。 犬の場合はね、確かにそうだね。 普通におしっこしちゃったら鼻から遠いところにおしっこしちゃうので、 あんまりこのおしっこの匂いが一番機能しないんですよね。 なるほど。 要は自分の目線の高さにおしっこすることによって他の犬にも同じ高さになるじゃん。 そしたら鼻に近くなるじゃん。 だからこの水平に値段を定めて。 なるほどね。 アホみたいな感じでおしっこするのが一番効率がいいんですよ。 そういうことか。 ここは僕の縄張り台をワンって言ってるんだよ、そこで。 そういうことだよね。 そして目線の高さにすることで資源を一番効率的に使うワンって言ってる。 ある程度節約とかもするんだろうね、おしっこの量を。 そう、コントロールしてると思うよ。 数が少ないワンとかなるわけだから。 僕らもさ、 犬の鳴き待ちね、みんな。 パソコンの充電とか携帯の充電気にするじゃない。 だって連絡手段なんだから。 犬っていうのもそういうふうにおしっこを使ってるんじゃないかって言われたりします。 ここで言いたかったことは、人類っていうのは視覚優位なんですよ。 だからアルファベットとか漢字で国境線を引いたりとか、 それこそラブレターを書いたりとか、 SNSで連絡取ったりとかそういうことをするんだけど、 他の哺乳類はこのおしっことかうんこっていう嗅覚で線を引くんだよね。 だから言語が違うだけで、 人間もそういうふうに都市とかを見たら、 犬のおしっことか猫とか見たら、 違う情報を受け取られるはずなんだよね。 っていうのでタイトルを話し戻すと、メディアとしてのうんこ。 はまったね、今。 すごいわ。 メディアだから受け手のことを考えて、 犬も鼻の高さ、目線の高さに合わせておしっことを飛ばしてることになる。 プロライターですよね。 人の場合もそうだよね。 だから掲示板って人の目の高さに針が短くしたりするわけだから、 一緒なんだなって思った。 掲示板すごいね。 掲示板は人の目の高さに合わせて、 人の目に合わせた視覚情報を届けているってわけだから。 自販機もそうだもんね。 そうだね。 車椅子の人の自販機とかあるのわかる? わかるわかる。 ちょっと高さ低くなってたりとかさ。 そうそうそうそう。 受け手のことを考えてメディアって作ってるんだな、 みんな無意識にっていうのがすごいわかりやすかった。 確かに。 これ何? え? うんこで学ぶ。 うんこに学ぶメディアじゃん。 マーケティングラジオ。 うんこマーケラジオですね。 そうだね。 うんこマーケね。 はい、そういうふうに話してきたんだけど。 3回で終わりそう。 うんこの使い道で、 動物はこういうメディアとして使うんだけど、 燃料としてうんこを使ってる国がありますね。 燃やすんだよね。 インドでは牛のうんこをエネルギーとしてよく利用しています。 あまりイメージないんじゃないかな。 でも草食動物のうんこを乾かすと、 カラカラになって植物繊維というか、 草の繊維が残るから燃やせるっていうのは読んだことがある。 そう、もうおっしゃる通りで、 インドではまず牛が神聖な生き物ですね。 神様ですね。 そうですね。 なので殺せないんですよ。 なので牛は増え続けてるので、 うんこも増え続けます。 そうだよね。 かつ人口がインド多すぎます。 12億? 3億かな。 そうだよね。 人口が多いので、 日々の料理とかに使う薪とかも圧倒的に足りてないんですよ。 そうだよね。 その一方で、 神聖な牛、 神聖であることによって、 牛のうんこがいっぱい手に入るんですよね。 インドは温暖な気候、日差しが強いので、 この牛の糞っていうのはすぐ乾けます。 そうだよね。 まさにこれが燃える板になるんだよね。 板になるんだ。 板状にするんだ。 板状にして燃やしたりしますね。 西洋とかでは牛に草を食べさせて、 草をタンパク質として食べたっていうのが畜産なんですよ。 草を牛に食べさせて、 草が牛の体の肉になって、 それでタンパク質を食べるっていうことだよね。 牛を食べることによってタンパク質に変換されるみたいな。 そういうことだよね。 でもインドは牛食べないから、 燃料を。 エネルギーとして使う。 人間が食べられない草を、 インドではエネルギーに牛を使って変換してるのね。 そういうことだね。 西洋ではタンパク質に変換してます。 なるほど。 っていうのがインドの方法なんだけど、 だいたい牛糞の総量が、 インドだと7億5千万トン。 規模わかんないよね。 わからないな。 7億5千万トンか。 けど13億に対しては、 うんこの量どうなんだ?足りるのかな? 半分ちょいぐらいだね。 1日で? これ1年間だと思う。 1年間か。 このだいたい半分が畑に肥料として投下されて、 半分が燃料になってますね。 それだけの量で需要もあったら売られてるってことなのかな? どうなんだろうね。 そこまでは調べられてないんだけど、 一応薪に換算すると、 薪が1億トン節約になるらしい。 よくわからないけど、 とにかく多い。 すごいよね。 石炭であれば5千万トンが節約になるって書いてた。 うんこを燃やすことで。 すごい。 うんこって燃料になるっていう側面もあるし、 あと草原、木がないんですよね。 そうだよね。 モンゴルの遊牧民とか想像してほしいんだけど、 木ないじゃない。 ひたすら草原って感じだよね。 なので彼らは薪を作れないんですよ。 確かに。 生活に必要なエネルギーはどうするのか。 やっぱりモンゴルの人たちも燃やしてますね。 うんこを。 羊のうんことか牛のうんことか。 へー。 っていうのを燃料として使ったりしてます。 いいね。 寒いもんね、モンゴル。 そう。 あとあの、のろし。 はい。 のろしって狼の煙って書くじゃないですか。 あー、そうだね。 そうだね。 あれも狼の糞を乾燥させて、燃やして、 そうなんだ。 煙を上がらせて、自分たちの位置を知るみたいな、 そういう使い方するじゃない。 狼のうんこが向いてるの?向いてたんだ、のろしに。 うーんとね、のろしに向いてたかどうかは分かんないけど、 まあでも使ってはいたんだろうね。 使っていたんだろうね、モンゴルで。 これはモンゴルですね。 へー。 そっから来てるって言われてます。 へー。 そうなんだ。 だから中国語だもんね、元は漢字だからのろしって。 そうだよね、のろしってね、狼の煙。 で、モンゴルの人たちは昔の中国の人たちにとっては敵っていう時期もあったりしたんだろうから、 うん、原理ね。 そうだよね。 怖かったろうね、のろし上がってたら。 そうだろうね。 そんな感じでうんこっていうのは燃料として、 あとね、モンゴルの人たちはうんこを分解する時に発酵するじゃないですか。 まあそうですよね。 熱がちょっと出るんですよ、36℃から40℃ぐらいの。 これをゲルの下に敷いて、断熱剤として使ったりとか。 そういう使い方。 けど臭くないのかな。 ね。 寒いよりマシなんだよ。 確かにね、そうだよね。 はい、そんな感じでうんこの使い方紹介しました。 はい。 現代どうなってんのかが気になるね、それこそ。 日本とか、牧場とか、ニュージーランドとかオーストラリアみたいな、 たくさん羊とか牛とかを飼ってる場所だと使われたりもしてないのかな、現代。 まあ糞柱が嬉しいんだろうね。 とりあえず分解っていう段階なんだろうね。 必要があったら使ったりするかもしれないけどね。 確かにそっか、木がないからうんこ使ってるっていう感じだもんね。 インドは人口が多すぎて燃料がないからうんこを使ってる。 仕方ないから使ってるみたいなところもあるからね。 積極的にうんこっていう感じじゃないさ、そうなんだろうね。 積極的うんこ。 積極的うんこ、新しい単語が出たね。 それをエネルギーとして使うっていう。 積極的うんこじゃないんだろうね。 そうだね、どっちかというと積極的うんこだよね。 そうだよね。 はい、じゃあここまでいろんなうんこのメディアとしてのうんこ、 燃料としてのうんこに話してきたんだけど、 逆に人類が消極的うんこではなくて、 積極的うんことして熱狂したうんこがあるんですよ。 フィーバー、そんなフィーバーが。 これすごいよ。 何のうんこだと思います? ゴールドラッシュならぬうんこラッシュが起きた時代があって。 うんこにめっちゃ値段がついたってこと? そう、そういうことだよね。 蛇行猫? コーヒー。 コーヒーの蛇行猫よりもだね、これは。 よりも? 戦争起きてます。 そんなことあるの? うんこで戦争起きてる? いや、分かんないな。 これアンディ君言ったらピンとくると思う。 何だろうね。 鳥のうんこ、グアノですね。 グアノ? あれだ。 輪光石ってことかな。 そうそう、まさに鳥のうんこ。 確かにそういえばそうだね。 鳥のうんこっていうのが、 あれじゃん、鳥のうんこっていうのが燃料になるんですよ。 さっきの牛とかのうんこの燃料とは違う意味で? こっちはね、ごめん、グアノは燃料というよりも肥料ですね。 肥料? これ見つけた人がアレキサンダー・フォン・フンボルトっていうヨーロッパの探検家。 分かる? 名前だけフンボルト。 この人がペルーですね。 1802年にペルーの沿岸を探検してたら、 このグアノを地元の人がもうすでに使っていて、 チャンチャ諸島っていうところにグアノがあったらしいんだけど、 グアノを採っている地元の労働者に会うんですよ。 そしたらこの地元の労働者が、 これは畑の肥料として使うんだぜ、みたいな。 フンボルトは実際に畑とか見せてもらうんだよね。 めっちゃ作物が育ってるの。 そうなんだ。 これでフンボルトが、 このチャンチャ諸島のグアノ、 チャンチャ諸島の鳥のうんこっていうのは めっちゃ肥料になるっていうのをヨーロッパに報告するんだよね。 実際このグアノっていうのは、 植物が吸収できる形で、 窒素とかリンとか、 要は肥料だよねっていうのがすごい入ってます。 鳥のうんこの結晶が肥料として使えるよっていうことになった。 そのまま使えるってこと? 例えば発酵とかさせなくても。 そのまま使える。 削って粉にして巻いたらめっちゃ育つみたいな。 このグアノもなんでこんな栄養が含まれてるかっていうと、 牛とか馬とかよりも肥料としては優秀なんですよ。 確かになんでそうなるのか気になるね。 牛とか馬って植物しか食べないじゃないですか。 このグアノを作る、 うんこから作られてるんだけど、 これ何のうんこかっていうと、 グアナイムナジロヒメウっていう鳥のうんこなんですよ。 一種類だけそれは? いろんな鳥もいると思うんだけど、 メインがこのヒメウ。 ヒメウってことは魚を食べるってことだよね。 片口いわししか食べないんだって。 もろ肥料に使われる魚じゃん。 魚糞とかあるからね、魚の肥料。 なんで魚の方がダイレクトで栄養価高いものを食べてるので、 うんこがめっちゃ栄養価高いんですよ。 これ当時グアノ1トンでだいたい牛糞30トンに匹敵するっていう風に。 おーすごいね。 栄養がってことだね。 栄養が豊富だからね。 めっちゃすごくない? そう。 すごいんですよね。 それは欲しいわめっちゃ。 そうだね。 戦争がその資源を巡って起きたってことなんだ。 そう。 かつ普通だったら鳥の糞って流されちゃうんですよ。 雨とか風によって。 ただこのペルー沿岸のチャンチャ諸島とかもこの辺乾燥した気候なんですよ。 なので南極からの海流の乾燥した風の影響で雨がほとんど降らないんだけど、 なんで鳥のこのコロニーにうんこしてったら雨で流されないからどんどん堆積していくのね。 それ嬉しいね。 嬉しいよね。 そうだよね。 なんか奈良公園の鹿の気持ちがわかったよ。 だから鳥のこの悲鳴のうんこはどんどん堆積していくんだけど、 これがグアノ。 でこのフンボルトっていう探検家がヨーロッパに帰った時に、 みんなそれで夢中になったのね。 魔法の土石って感じだよね。 でこのペルー政府っていうのが戦争してるんですよ。 ボリビアと戦争してるんですよね。 ペルー政府が取ったのその土地を。 そしてこのペルー政府はグアノを各国のヨーロッパに求めて販売してます。 なるほどお金になるって気づいちゃったんだ。 肥料としてね。 これ他の国も関与してきてて、 1856年アメリカはグアノ党法を制定してます。 どういうことでしょう。 グアノが堆積していて、 他国の領土でなければどんな島でもアメリカ市民の所有になるっていう。 勝手に法作っちゃうパターンね。 すごいすごい法律だね。 勝手に法作ってるんだよね。 やりそうやりそう。 だから要は当時あの時島とかってさ、 まだあのクジラ編でもやったけどさ、 先に旗立てた方が自分たちの島なのね。 で結構この南米とかの島ってちっちゃい島がいっぱいあるから、 まだ誰のものでもない島があるのね。 という権っていう概念が生まれて、 それを勝手に主張すれば俺の勝ちみたいな感じだよね。 自国が最初に見つけて、かつそれがアメリカ人で、 かつそこにグアノがあったら自由に使っていいよっていうことで。 土地になるっていうのをアメリカ国内の法律で作ってるのよ。 すごいよね。 すごい時代だよね。 すごい時代だよ。 でこの無人像と思ってたんだって当時の人たちは。 ありとあらゆる資源がそう思われてた時代だよね。 でグアノを世界中から採掘しに、 グアノラッシュが起きるんですよ。 ただ掘りすぎちゃって、 島に住んでたグアナイムナジロヒメウかな。 これが卵とか鳥とかが、採掘者が自分たちの食料にしちゃうんだよね。 そうだよね。 これによって新しいグアノも作れないし、 グアノも掘りすぎて枯渇しちゃうし、 っていうのでグアノすぐなくなります。 そうですよね。 でこのアメリカが法律を決めたのが1856年、 グアノ逃亡ですね。 ただこの1870年代にはもう島のグアノの大半が採掘されてます。 あっという間に終わったね。 この時ペルー政府も流石にヤバいってなって、 ヒメウの保護を始めてますね。 いやもう遅いよね。 今はどんな感じ? 今は全然僕は調べてない。 でもおそらくないのかな。 たまんないと思う、すぐ。 これが天然資源の保護に政府が関与するっていう、 当時だと1800年代だと珍しい事態ですね。 初めてそういう危機が起こったっていうことなんだろうね。 でこのグアノの寮がほぼ壊滅したっていうのと、 この時に化学肥料の発見。 そうかそうか。 というのがヨーロッパで起きるんだけど。 アモニアかな? これもちょっと後で話しますね。 これでグアノブームの幕は閉じます。 手間かかるしね、採掘しようとしたらね。 ただ鳥のうんこがものすごい貴重なものとして取引されたり、 戦争の火種になったりしたっていう時代の話だよね。 すごいよね。 これ自体からも爆弾の原料になるので。 爆弾って結構簡単に作れるよね。 クジラの油から爆弾作ってたし、海藻からも爆弾作ってましたよね。 うんこからも爆弾を作れますからね。 みんなすぐ爆弾にしちゃうからね。 爆弾需要は常にあるんだろうね。 というのでグアノブーム、人類が熱狂したうんこですね。 同じく肥料として使われていて、資源としてめちゃくちゃ採掘されたうんことして、 ナウルとか有名だよね。 ナウルっていうのは? ナウル共和国っていう島国がオーストラリアの北にあるんですよ。 全然わかんないわ。 そこも一緒。海鳥が落としたうんこで、それで島ができたみたいな感じの島で。 うんこでできた島? うんこでできた島、平たく言うと。 海鳥がね。 その林口石、同じくグアノと同じように肥料にできる鉱物がめちゃくちゃお金になるから輸出していて、 国民は働かずに生活できてた国だったのよ。 最近までそうだった。 マジで? そう。 採掘されきっちゃった? 採掘されきっちゃったのが最近の話で、 今すごい状況になっている。 詳しくぜひ皆さん調べていただきたいんですけど。 うんこによってね、僕たちはもう流したら終わりなんだけど、 すごく左右されている人たちが歴史上いるっていうのが今回のポイントですね。 僕ら流したら終わりだけどっていいね。 食べたら何かになってるんだね。 そうなんですよ。 そうだよね。 本当に自分の行動が本来だったら自然界でどうなってるかとかね。 今でも人間界でほとんど若い人そういうことしたくないから、 恒例の男性だと思うんですよ。 ちょっとこれは偏見かもしれないけど。 そういう人たちがいるっていうね。 想像力がうんこによって膨らむような回じゃないですかね。 もし今流しているものを食べてみたらどうなるかって想像してみるのも面白いかもね。 そうだよね。 エネルギーになりそうだよね、全然ね。 なるんじゃない? じゃあ次回はそういう話も含めて、 人類はどのようにしてうんこと向き合ってきたのか。 そうだね。 今まで流して終わりだったものが、 これによって人間のうんこの所有権を争ったりとか、 いつこの汚いもの、いらないものになったのかっていう人間の認識の歴史ですね、うんこを通して。 買っていたものが流されるものになるまでだね。 っていうのを話していきたいと思います。 はい、楽しみです。 はい、ありがとうございました。