#88 転がしてでも運びたい!ウンコという「森の黄金」〜うんこ編②【ミモリラジオ】
電車のウンコはどこへ行く?昔の「うんこ列車」から現代の真空式トイレまで、そして森の黄金を処理する糞虫たちの驚きの生態を大公開!
要約
電車のウンコ処理の歴史から、糞虫の生態まで幅広く紹介。昔の電車は線路にウンコを垂れ流しで「黄害」を引き起こしていたが、現代は真空式トイレを採用。糞虫は生態系の掃除屋として重要な役割を果たし、フンコロガシは太陽の象徴として崇められた歴史も。日本のフンコロガシは2ミリと小さく、奈良公園には日本の糞虫の7割が集まる。糞虫の経済効果は100億円規模で、動物の食糞行動についても解説。
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ミモリラジオ、このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深掘るトーク番組です。 パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。 はい、ミモリの野田和樹です。 そして、純レギュラーとして参加してくださっています、またたび文庫、しらうい町の本屋さん、羽根寺ゆうかさんです。 はい、羽根寺ゆうかです。お願いします。 はい、よろしくお願いします。 ウンコ編第2回でございます。 前回は、都市の中でウンコが下水を通って、どんな風に処理されているのかというお話を聞いてきました。 意外と循環だったね、思ってた以上に。 本当にね、全部余すことなく使われているというのがすごいね。 下水道の長さもね、48万キロですからね、日本でね。 それは森だよね。 今回扱わなかったんだけど、排水管の中で生きている生き物たちがいっぱいいるんですよ。 そうだよね。 イセイチュウだったりとか、ネズミだったりとか。 あれはあれで、人間が下水道を作ってくれたおかげで、その人は本来ない環境だからね。 面白い。 地下世界ね。 本当に都市の森感がさらに際立つウンコ編になってきたんですけれども、 今回は下水で処理されなかったウンコ、森の中でも都市の中でも、あれがどうなっていくのかということを聞いていこうかなと思います。 はい、じゃあ第2回始めていこうかなと思います。 お願いします。 第1回でちょっと話を忘れてたんだけど、鉄道とか飛行機とかでもトイレできるじゃないですか。 できる。 できるね。 下水道ないじゃない、でも。 ないね。 どこに行くんだろうね。 電車とかさ、飛行機のトイレ流すときめっちゃ印象的じゃない? スポってやるね。 シュッコッって言われる。 めっちゃ似てた今。 これめっちゃ練習した。 シュッコッ。 この収録のために。 次。 もう一回やっていい? いいよ。 シュッコッ。 ちょっと甘かった。 甘かったね。 もういいです。 あれ全然さ、水泉トイレと違うじゃないですか、流れる音とか。 確かに。 あれね、真空式っていう方法で排泄物を吸い込んでます。 真空式? 空気の中を一回抜いて、広げた空気を吸い込む力で吸い込んでるんだけど。 すごいね。 その空気を抜いてる音がピシッシッなんだ。 そう。 で、コッが真空に入ってくる音なんだ。 そうです。 めっちゃ解像度上がる。 やばいでしょ。 結構僕ら移動も多いからね。 あれでも結構革命だったらしくて、やっぱり一回で使う水の量がまず少ない。 そうだよね。 確かに。 匂い対策も有効なんだよね。 しっかり全部吸えるからね。 あれやらないととんでもない量の水運ばなきゃいけなくなっちゃうよね、トイレ用に。 このうんこ編のリサーチをしていく中で、JRの昔のトイレのお話とかも出てきたんだけど、 これ知り合いのおじいちゃんから、80歳くらいのおじいちゃんから、昔JRはどうだったんですか?みたいな話を聞いたんだよね。 うんこ列車って呼んでたらしい。 臭いんだ。 臭いのもそうだし、トイレ、そのまま線路にするんだって。 分かる。 真下に落とすんだ。 穴開いててさ、そこでうんこするみたいなの聞いたことある。 そのおじいちゃん曰く、走ってる車両の上で、そのままうんこを下の走ってる車両の線路にするんだよね。 そうなんだ。 めっちゃ怖いらしい。 いやだよね。 落ちちゃう。 足落ちたらもう終わりだからね。 そうだよね。 命がけだな。 これ実は、明治時代の国鉄の歴史が1870年くらいからなんだよね。 そこから100年以上は線路に直接捨ててたそうです。 そんな最近? 70年代くらいまでだね。 これは黄色い貝で、黄貝って言われてたらしい。 うんことか、おしっこの黄色っていうこと。 臭いってこと。 線路沿いの住民からクレームがすごかったみたいな。 そうだよね。 そんな感じで、1970年。 意外と最近だよね。 うんこに線路垂れ流しっていう世界観で回ってたんですよ。 当時は線路と家がもっと近かっただろうし、大変だっただろうね。 実際に国鉄に勤務している方の体験談とかも読んでたんだけど、結構大変だったみたいで。 特にあの時代は上下関係厳しいじゃないですか。 そうですよね。 若い職員が汚いところを掃除しないといけなかったらしくて。 要はうんこのうんこを車両の中から直接するので、やっぱり跳ね返るのね。 なのでこの、例えば電車っていうものが終着地点まで着くと倉庫みたいなところに入るわけですよ。 車庫に。 それを掃除するのは若い社員の仕事だったんだって。 その掃除が土とかじゃなくてうんこの掃除だったんだね。 そうそうそうそう。うんこの掃除だったらしくて。 一番やばかった電車が寝台特急のブルートレインっていうのがあったんだって。 寝られる青い電車だよね。 最近まで動いてたよ。 これが東京から九州まで走ってたんだけど。 子供の頃乗ってみたいって思ってたもんね。 青なんだ。 これが一番日本中にうんこを撒き散らした電車らしいです。 俺の子供の頃の夢を。 アディックの子供の頃にはね。 そう、撒き散らしてたみたいです。 そんな臭いものだったとは思わなかった。 最近のブルートレインは違った。 一番このJRの国鉄の職員さんがきつかったのが保線作業。 線路の上に石が落ちてないかとか。 歪んだりしちゃうもんね。 転検する仕事があるんですよ。 この保線作業していると列車がピューと通り過ぎて うんこがギリギリ飛んでくるみたいな。 ありそう。 一番苦しかった場所、トンネルらしい。 臭いが。 逃げる場所がないんだって。 トンネル狭すぎて。 線路と端っこの。 辛いな。 直接かかってきちゃうね。 一番やばいのが横須賀線のトンネルだったらしい。 乗客が多いから。 そうだね。 横須賀線のトンネルにブルートレインが走ってきたら終わったって感じかも。 この世の終わり。 逃げ場がないんだって。 顔めがけてうんこが飛んでくる。 直撃することも珍しくなかったですって書いてた。 そんな感じなんだ。 この時に先輩が励ましの言葉をかけてくれるんだって。 うんこが顔面にバーンと当たって。 若手のシュンとしちゃってる職員に対して。 今のは綺麗な女性だったぞ。 声かけるし。 昭和っぽくていいね。 昭和っぽいよね。 書いてる人は女性だろうが男性だろうが、 嫌なほうが嫌だったって書いてた。 間違いね。 この頃の線路にしてたうんこは後々土をかけるだけだったらしいですね。 本当にずっと臭いし、 盛り上がっていくんじゃない? そしたら線路と線路の間。 分解スピード。 でもね、後は風まかせって書いてた。 なんでそこ知ってきたの? わかんないけど。 長く置いてたら風化してくる。 ここで繋がってくるのが、 自然界でそのまま置かれたうんこが、 何が分解するんだろうって話ですよね。 風まかせの工程で何が起こっていくのかって話だよね。 っていうのをちょっと話していこうかなと思います。 第2回ですね。 今回のうんこ編の主役の生き物がね、 うんこを分解する虫。 フン虫ですね。 聞いたことない人もいると思うんだけど。 フンコロガシ。 そう、とかまさに。 フンを食べる虫ですね。 彼らが自然界では、 たぶんこのJRの線路のうんこも含め、 いろんな生物のうんこを分解してくれています。 地上に解き放たれたうんこを分解するんだね。 すごい詩的だね。 地上に解き放されたうんこ。 解き放されたっていうのは、 生物の体の中からってことなの? 今回、フン虫のリサーチも兼ねて、 奈良公園と奈良公園に隣接する、 フン虫博物館っていうのが実はあるんですよ。 行きたい場所なんですよね。 このフン虫博物館は、 フン虫が子供の頃からずっと好きで、 脱さらして、 フン虫博物館やりましたってポスターがあったりするんだけど。 そのおっちゃんがやってる施設の博物館。 面白そうだね。 このみもりラジオの番外編で、 全国の博物館とか科学館みたいなとこって、 地方の特色が出るよねっていう話をしたんだけど、 例えば美和子博物館は美和子があるからそこにできるし、 このフン虫博物館もそうで、 奈良公園っていうのがフン虫の聖地なんですよ。 そうなんですよ。 なんでなんで? 鹿がいるじゃないですか。 あー、いっぱいいるね。 めちゃめちゃウンチするんだよね、鹿って。 確かに。 あそこは鹿が聖地。 あんまり鹿フンそんなにいっぱいある感じしなかったわ。 鹿くさくもないでしょ。 まさにそう。 そこで活躍しているのがフン虫なんですよ。 そうなんだ。 しかも鹿は新鮮な生き物じゃないですか。 奈良公園で銃で撃たれるとかないのね、ハンターに。 なのでフン虫からしたら、 奈良公園っていうのは安定的にウンクが供給されるユートピアなんだよね。 奇跡の施設だよね。 ここでやっぱ日本で生息するフン虫の数が多いんですよね。 そもそもね。 奈良公園に集中するのね。 日本のフン虫のだいたい約半分ぐらいが奈良公園に生息しているらしい。 そんなにいるの? フェスタやん。 やばくない? 年頃年中フェスやん。 なので奈良公園にこれから行く人ももちろんいると思うんだけど、 ぜひこのフン虫の聖地であるっていうのを意識して行ってもらうとまた見方が。 ぜひね、フン虫博物館にも行ってほしいしね。 変わると思う。 はい。 じゃあちょっとフン虫の話をもうちょっと詳しくしていきますね。 はい。 まずフン虫の定義話しておくと、 フン虫の定義はウンコを食べるコガネムシの仲間。 だからフン虫っていう名前の虫がいるわけではなくて、 ウンコ食べる虫たちの仲間がまとまってフン虫たちって言われるってことだよね。 じゃあコガネムシなんだ。 分類的には。 カブトムシとかカナブンもコガネムシの仲間なんですよ。 似てるじゃない形。 似てる。 彼らはフンを食べないのでフン虫ではないですね。 あとハエとかゴキブリもウンコ食べるんですよ。 たかってるイメージあるよね。 ただ彼らはコガネムシの仲間ではないので、 逆にフン虫とは呼ばないんです。 なるほど。 本当にウンコあるところにフン虫ありなんですよ。 なのでフン虫の生息地は南極を除くすべての大陸です。 すごいね。 人間と一緒じゃん。 そうだね。 そうだよね。 生物がいるところにはフン虫がいるということです。 いろんなところに大陸すべてにフン虫がいるんだけど、 特定の環境で活動するように適応してるんですよ。 要は食べるフンの種類に好みがあるんですね。 なるほど。そこでも住み分けができるんだ。 この動物のウンコはこのフン虫が食べますみたいなのが結構あるんだ。 例えばオーストラリアのフン虫はユーテイモクっていうのかな。 ユーテイモク? カンガルーのフンに慣れ親しんでいて。 多分ユーテイかな。 ユーテイモクか。 袋があるって書いてある。 そうそう。 の親しんでいて、牛フンとか食べないらしいですね。 そうなんだ。 逆に日本とかだと、牛フンはむっちゃ食べるけど、 鶏のフンは食べないとか。 そうなんだ。 フン虫の中にも、 僕らってウンコって言うと解像度めっちゃ低いじゃない?食べないから。 そうだね。 たぶん野菜ぐらいでしか見てないのね。 野菜の中にいろいろ人参とか白菜とかあるじゃない? そうだね。 そのぐらいの解像度で彼らウンコってのを見てるんですよ。 なるほど。ピーマン嫌いだけど人参めっちゃ好きみたいな。 このウンコ、この牛フンはめっちゃ好きだけど、 この鶏のウンコは食べないとかあるんだよね。 フン虫の中でもすごい好き嫌いがあってウンコに。 で、住み分けをしてます。 なるほど。 で、このフン虫の中にいるのがフンコロガシですね。 有名なのが。 フンコロガシって見たことないでしょ。 ないないない。 ないね。 これほとんど日本にはいないんですよ。 そうなんだ。 エジプトとかだよね。 そうそうそうそう。 よしとんね。すごいね。 スカラベってあるじゃん。 スカラベ? あって言われるのよ、エジプトで。 魂を焦がねっていう。 混じられてるやつだっけ? そうそうそうそう。 エジプトの場合は脱線になっちゃうけど、 いいよいいよ。 ウンコを真ん中に置いたまんま、 周りに土をつけて転がしていって、 土とウンコのまん丸い球にしていって、 それに卵を産みつけて、 それを幼虫が食べて大きくなっていくっていう話なんだけど。 だから全然生活が日本と違うんですよね。 そうだね。 なんかその丸いのを運んでる姿が、 太陽が動いている姿に似ているからってことで、 太陽神、太陽神ですからね。 フン転がしが。 の象徴になっているっていう感じだよね。 そう、まさしくアンディくんが言ってくれた通り、 エジプトでやっぱ太陽神ですよね。 太陽を転がしてるみたいに見えるからね。 見えるね。 そうなんだよね。 ただ日本で実は1種類だけいるんですよ。 いるんだ。 フンを転がすフン転がしが。 で、めっちゃちっちゃいです。 全長2ミリ。 あら、そんなちっちゃいの? ちっちゃい。 まめだるまこがねっていうのが、 日本の唯一のフン転がし。 かわいい。 かわいい。 まめだるまこがね。 そう。 こいつ唯一ですね。 転がすんですか? どれぐらいの大きさのうんこを転がすんですか? めっちゃちっちゃいから、 めっちゃちっちゃいよ、2ミリだからね。 そうだよね。 だいたい自分の体よりちょっと大きいぐらいを転がすので。 へー、見てみたいね、それは。 見てみたい、かわいいね。 で、これ日本になぜこのフン虫の中でも、 フン転がしが少ないか、 1種類しかいないかっていうと、 やっぱほんと環境に適応してて、 日本って山勝ちじゃないですか? そうだよね。 平地が少なくて山勝ちなので、 フンを転がせないんですよ。 坂はダメなんだ。 斜面で大玉転がししてくださいみたいな。 あー、確かに。 もう制御不能だけど。 みんな種ってやつ。 自分のフン。 まあなので、 そういう多分、この環境の背景もあって、 日本では転がさない習性を持ったりしてますね。 じゃあ食べるだけなの、単純に。 そう、食べるだけ。 ただし、丸めずに普通にちょっと少量だけど、 手で持ってったりする。 へー。 運びはするんだ。 運びはする。 で、このフン転がし。 なぜフンを転がすと思います? なぜ? だって別に体育祭やってないじゃん。 そうだね。 大玉転がしみたいな。 体育祭やってないからね、彼らは。 赤組、白組ね。 転がしたほうが、 効率的に遠くに運べるっていうことなんじゃないの? そうです。 アンディ君すごいね。 元フン虫ですか? 前世フン虫だったかもしれない。 そう、アンディ君が言ってくれたように、 いっぱい運べるっていうのがそうだし、 あとね、サバンナ。 みんなサバンナにいるって想像してほしいんだけど、 サバンナでさ、 例えば僕らが肉を見つける鶴じゃん。 そしたらさ、 後から新しくさ、横取りしてくるやつがいるわけじゃないですか。 まあそうだね。 ライバルがたくさんね。 なのでフン虫も同じ論理で、 フンを持って逃げないと、 別のフンコロワシが来ちゃうんだよね。 実際に今回うんこ編で、 一番手伝ってもらった子が、 タンザニアにね、 友人がいて、 あの子か。 そう、タンザニアの友人が、 向こうフンコロワシがいっぱいいるから、 かつその子ノグソなんですよ。 タンザニアではノグソなんだ。 その子が住んでる村ではノグソらしくて、 なんで毎朝その子のうんこを僕が見てて、 送ってくれるの。 朝うんこするじゃない。 アフリカで。 そしたら次の日、 半分ぐらい無くなってるらしい。 そんなすぐ無くなるんだ。 運びに来るんだね。 フンコロワシは本当に1時間ぐらいで、 3センチぐらいの固まり作って、 転がしていくんだよね。 というので、 フンコロワシっていうのは、 自分、他のフンコロワシに、 持ってかれないように、 自分で安全な場所で食べるために、 ああいうコロワシいます。 できるだけ早く転がせるんだよね。 そして丸めて転がした方が。 丸めた方が、 体重の20倍から30倍。 すごいよね。 もう転がせるみたいだね。 物理法則使ってやってるんだね。 逆に日本の場合だと、 転がすことができないから、 転がしてないというだけなんだよね。 そうだと思う。 転がせるもんなら転がしたい。 転がしたいよね。 分かる。 僕らもそうだもんね。 フンコロワシが日本で小さい理由。 アフリカとかと比べて、 野生動物のフンが小さいんですよ。 大型の動物が少ないってこと? 向こうにゾウとかいるじゃない? そうだよね。 ライオン、ゾウ。 ゾウのウンコなんて、 頭ぐらいあるから、人間の。 向こうの方がフンコロワシのサイズもでかいんですよね。 確かに。 それは野生動物のウンコが大きいので、 フンコロワシの体のサイズも決定されてます。 そういうことだね。 すごいよね。 面白いね。 アフリカもそうなんだけど、東南アジア。 今やっぱゾウとかスイギュウがいるので、 ここにもカブトムシサイズの大きなフン虫がいたりしますね。 そんなに大きいんだね。 カブトムシサイズぐらい。 でかいでかい。 見てみた。 逆に人が移住するまで、 ニュージーランドとかって、 大型の哺乳類いなかったんですよ。 なので、鳥の糞を食べる小型のフン虫しかいなかったりする。 そうなんだ。 やっぱり小型にもなるんだね。 鳥の糞に合わせて。 日本でだいたいフン虫が餌にしてるのは、 鹿の糞ですね。 だいたいどこにでも鹿がいるからね。 っていうのが、日本のフン虫がちっちゃい背景だったりとか、 向こうでフン虫が転がす背景だったりとかしますね。 面白いね。 やっぱこのフン虫がどうして糞を食べるのか、 っていうのはやっぱ僕らのウンコ超栄養満点なんですよ。 そうだよね。 僕らのウンコも栄養満点だし、 動物の糞も結構栄養満点なのね。 その分解できなかったウンコを、 さらにフン虫の中の腸内細菌が分解してくれて、 栄養素にしてくれてるみたいですね。 フン虫はウンコする? フン虫はウンコする。 フラクタルウンコですね。 フン虫はウンコはどうなるんだろうね。 これはね、ミミズだったりとか、 ここで土へんがつながってくるんだけど、 微生物が分解してくれてますね。 なるほどね。 土へんを埋める話だよね。 そうだね、保管する話だね。 ちなみにフン虫の中にも例外みたいなやつがいて、 ウンコ食べないの? ウンコ食べないやつもいる。 いるんだ。 転がすだけ? ん? 転がすだけ? 違う違う、そっちじゃない。 転がすフン虫。 遊びに目覚めた。 堂楽。 堂楽のフン転がし。 フン虫の進化。 そう、一応フンを食べるんだけど、 スジコガネっていうフン虫の仲間は、 鳥の羽とか動物の骨、皮とかを好んで食べるらしいです。 食べれるの? 硬すぎる? みたいな、だからそれを消化できるんだろうね。 すげー。 あとね、ムネアカセンチコガネってやつは、 キノコをよく食べるそうです。 そうなんだ。 だからフンも食べるよ、もちろん。 ただキノコも食べたりとか。 フン虫もフンだけ食べるってわけじゃないんだね。 そう、あとね、ツユエンマコガネは、 フンよりも動物の死骸を好むとか。 そっかそっか。 あったりするね。 フン虫だけど分解者みたいな立ち位置に。 のやつもいる。 そうだね。 すごいね。 っていう感じですね。 で、フン虫、実はこれ経済効果もすごくて。 さっき羽ちゃんが奈良公園死骸のフン落ちてないよねとか。 あと北海道で死骸めっちゃ多いじゃないですか。 そうだね。 だからのぼり別温泉とかも死骸めっちゃいるんだけど、 次の日死骸のフンないのね。 そっか。 これはフン虫が分解してくれてます。 掃除しなくていいね。 その人件費が浮いてるってことだよね。 そう、めちゃめちゃこれ人の手で計算したやつがあるんだけど、 奈良公園面積がだいたい660ヘクタール。 広いね。 東京ドーム16個分ですね。 あら、広いわ。 これをあんだけいる死骸のフンを時給1000円で掃除の人を雇用して、 うんこを集めて、さらにそれを粉砕して焼却して、 だから下水処理場を作るような感じだよね。 っていう設備投資とかを諸々考えると、 だいたい奈良公園のフン虫は100億円ぐらいのサービスを提供してくれてるんじゃないかって言われたりします。 ありがとう。 すごいよね、すごいね。 これね、すごいんですよ。 いやー、すごいね。 ね、奈良行ったら地面見ちゃうよね。 そうだね。 誰かいないかなって。 実際、ほうきで生えてる人とかもいたりするんだけど、石畳の上とかはね。 草地だったらどんどん分解されるんだろうね。 そうだね。 私、僕も実際奈良公園に行ってフン虫結構見たんだよね。 すごい数多いんだと思う。 知らんかった、誰か教えてほしかったな。 よかったね、みんもみラジオは。 ほんまに、ほんまに。 あとね、このフン虫、実は人間がうまく利用してるケースもあって、 もともとね、オーストラリアとかってフン虫さっき、 例えば今、牛とか羊をOGビーフとか、羊とか飼ってるじゃないですか。 これもともとオーストラリアにいなかったんですよ。 牛がってことだよね。 牛も羊も。 なのでフン虫もいなかったんですよね。 あーそうなんだ、オーストラリアでも。 そう、なので初期のこの牛とか羊を持ってったオーストラリア、 フン虫がいないので。 へー、臭くなっちゃうよね。 そう、放牧地がハエだらけになって、衛生状態がすごい悪かったそうなんだよね。 で、それを解決するためにオーストラリアが国家プロジェクトとして、 1968年から1982年にかけてだね、 45種類のフン虫をアフリカ、ヨーロッパ、アジアから輸入して、 へー、壮大だな。 すごいね。 そう、研究して適応できそうな地域に放ったらしい。 多分それによってマイナスの面もあるんだけど、 今のところでもうまく機能してるみたいな。 分解のサイクルが始まったんだ、それで。 生態系をそこまで壊すことなくって感じなの? どの指標で見るかだと思うんだけど、 一応この牧場ではウンコがまあまあ綺麗な状態で循環が。 ハエ大量発生問題とかも起きなくなったなって感じなんだろうね。 っていう風な話とかが書いてありました。 これね、もっと多分詳しく調べると、 もちろん被害を受けている生物とかもいると思うんだけど、 一旦こういう視点があるよっていうのだけお伝えしておきます。 はい、面白い。 すごいよね。 働き者やな。 意外とやっぱ分解したいなって人も思うんだろうし、 そこで別の生き物が活躍するっていうのがどこでも行われてるんだね。 都市でも森でも。 すごいよね。 面白いね。 あとこのフン虫がもちろんウンコを食べてくれるんだけど、 自分でウンコを食べる生物もいるんですよ。 自分で自分のウンコを食べる。 ウサギとかだよね。 イメージある。 ワルちゃんも。 ストレス溜まったらさ、ウンコ食べちゃうじゃん。 いや、ストレス溜まらなくてもいい。 そうなの? これ僕実は初めて見たのが、 小学校の時ECCジュニアに通ってたんですよ。 そうなったんだ。 意外な格好。 ECCジュニアに通ってて、 その時の先生が家でウサギ飼ってたのよ。 ウサギがウンコ食べてて、 結構衝撃で、10歳くらいの僕には。 一番ウンコ好きな時期だよね、なんなら。 一番好きでしょ。 あの時はイメージでウンコが好きだっただけで、 実際にウンコ食ってるウサギ見た時に、 衝撃だったんですよね。 そうだよね。 衝撃映像だよね。 このウサギのストレス溜まった時に食べるっていうのも、 もちろん書いてあったりするんだけど、 基本的にはウサギが食べてるウンコ、 ウサギウンコ2種類するんですよ。 普通のコロコロウンコと、 ちょっと粘り気があるウンコをするんだけど、 これ粘り気がある方を食べてます。 そうなんだ。なんで? これなんでかっていうと、 このウサギっていうのは、 食べ物が胃に入るじゃないですか、まず。 で、これ牛とかだったら、 胃の中で分解するんだけど、 胃が4つあったりするしね。 そうそう。 ウサギは胃を通った後の毛腸とかで分解するのね。 そうなんだ。 なので体に吸収できてない状態でウンコ出してるのね。 なるほどね。 内容がまだ溜まってるんだ、ウンコの中に。 そうそう。だし、食べれる状態にして、 毛腸で食べれる状態にするのね。 そうなの? そういうことなんだ。 半数だね。他の動物にとっての。 牛の場合は、 胃の中から口の中にちょっとだけ溶けた食べ物を口の中に戻して、 で、もう一回噛むの。 そんなことするんだ。 そうそう。牛とか鹿とか。 何も食べてないのにもぐもぐしてることあるじゃん。 草硬いからね。 なるほど。 胃の中から口の中にもう一回戻して、 また噛んで飲み込むっていうことをやってるんだけど。 うさぎはそれを一回出してやるんだね。 そう。うさぎとか馬もそうなんだけど、 これ後腸、後ろの腸だね。 後ろの腸発酵動物っていう風に言われてます。 へー。 要は胃の後だね。 胃を通り過ぎた後に発酵する。 そして食べれる状態にして出してもう一回食べる。 へー。 っていうやつと、牛は前腸、前ですね。 前腸発酵動物って言って、 胃の中で発酵させて、ちょっと出して食べるっていう。 うーん。 動物だったりしますね。 美味しいとかあるのかな? どうなんだろうね。 なんか気になる。 まあでも体調はわかんない。 体調、あ、そうだね。 今朝の。 昨日の自分の腸の弁和みたいな。 うーん。 うさぎの他にも、さっき言った馬、カピバラ、 カピバラ。 ヌートリア。 ヌートリア。 ネズミみたいな大きい。 そうそう。 基本的にネズミっぽいやつですね。 あとハツカネズミとか。 確かにネズミっぽいね。 ああいうのは糞を食べる食糞行動っていうのが観察されています。 結構いるんだね。 馬もやるっていうのは意外だね。 ちなみにこの犬とか猫でも食糞行動が確認されていて。 あ、そうなんだ。 これ動物の糞食は、さっき言った馬とかうさぎは栄養の面でやってるんだけど、 もう一個防衛っていう役割もあって。 防衛。 守る。 要は自分の赤ちゃん、子供ですね。 子供がうんこした時に匂いでバレちゃうんですよ。 へー。 バレる? それを隠すために? 天的に。 天的にバレちゃうから? なので、例えばメスジカは子ジカが生まれてから1ヶ月間くらいは子ジカの糞を食べるんですよね。 ああそうなんだ。 で、痕跡を消したりするのね。 面白いね。 そうか。 1ヶ月経ったらもう完全に走れるように、かなり早く走れるようになるから食べなくなるのかな? そうそうそう。 これは鳥にもそのような行動が見られるっていう風に書いてた。 へー。 これは何の鳥とかは書いてなかったんだけど。 そうだね。 一応だからこの子供の、弱い子供の痕跡を消すためにお母さんがうんこを食べるっていう。 へー。 面白い。 のがあったりしますね。 そうなんだ。 はい、じゃあここまで自然界のうんこ処理と、最後ね、うんこを自分で食べる生き物について話してきました。 アスファルトの上に落ちてしまった犬のうんことかはどうなっていくっていうことになるのかな? あれはね、糞柱が処理しますやっぱり。 やっぱそっか。 あー、来てるんだ。 糞柱とかこのハエとかね。 どこからともなくやってくるんだね。 そしてその食べた糞柱のうんこにミミズがまた分解して土になってきます。 面白いね。 っていうサイクルですね。 へー。 はい、じゃあ第2回話してきました。 はい、次回は? 次回はね、これちょっと全然ふざけてないからね、メディアとしてのうんこって書いてます。 メディアとしてのうんこ? どういうこと? 人間って視覚優位なんですよ。 あー。 犬とかの鼻聞いてるじゃないですか。 はいはいはい。 ただ森に落ちてるうんこっていうのは僕たちにとってはただのうんこなんだけど、他の生き物にとってはコミュニケーションだったりするのね。 確かに。 マーキングみたいな? そうだよね。 さっき小鹿が、あ、逆か母鹿が小鹿のうんこ食べるみたいな感じで。 そう、それも彼らの世界観にとっては嗅覚優位なのね。 あー、そっか。 するとうんこというものが情報を伝える手段として機能するということなんだね。 SNSの、うんことしてるのはSNSですね。 逆か。 SNSとしてのうんこ。 それはSNS批判だよね。 そうだね。 まあね、ちょっとそういう自然界の情報源っていうのが全く僕たちとは違うやっぱり構造。 確かに確かに。 認識で回ってるので、ちょっと次は動物の気持ちになって動いてる世界っていうのをちょっと覗いていけたらいいかなと思います。 うんこの見え方また変わるんじゃないでしょうか。 次回に続きます。 はい、ありがとうございます。