#23 海に適応せよ!無駄なき巨大なフォルム〜クジラという森・その2【ミモリラジオ】
なぜクジラの歯は全部同じ形?5メートルのヒゲから3メートルのアレまで、海の巨人の驚きの身体構造に迫ります🐋
要約
クジラの身体構造と海洋適応について詳しく解説。ヒゲクジラとハクジラの違い、クジラヒゲの構造と用途、ハクジラの同歯性という特殊な歯の特徴、イッカクのキバの役割などを紹介。さらにクジラジラミなどの共生生物、耳垢によるデータ記録、生殖器や目の巨大さなど、海洋環境に適応したクジラの驚異的な身体システムを幅広く解説している。
キーワード
クジラ 海洋適応 ヒゲクジラ ハクジラ 同歯性 クジラジラミ
文字起こし
ミモリラジオ。このポッドキャストは、自然界の中から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深堀るトーク番組です。 パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。 ミモリの野田和樹です。 クジラ編、クジラという森、第2回でございます。 前回は、クジラがどのようにして、真水がない環境で水分補給をしているのか、そしてどうやって塩分調節をしているのかという、そういう話を聞いてきました。 まさかね、自分の体の中で水作れるとはね。 そうだよね。 思ってなかった。 これ砂漠と海が、環境が近いっていうのが、なんかすごい僕は一つの考え方だなと思っていて。 生物の生存戦略が近くなるんだよね、やっぱね。 確かに。特に、砂漠と聞いた時に、サンゴ礁みたいなさ、サンゴ礁とか海藻がたくさん生えてるような海だとそういうイメージが湧きにくい感があるんだけれど、 陸地からだいぶ離れてしまった外洋って、本当に何もないんだよね。 何もないもんね。 もう水深は。 島もないしね。 太平洋のど真ん中とかさ、水深4000mぐらいが平均になるし、深海が普通で。 で、そんだけ深いと草も何も、海藻も何も生えてないという状況だから、なんかそっち、そういうところにも鯨って生きていたりするじゃん。 そういう環境ってすごい砂漠に近いなってすごい納得感がありながら。 何もない感じがね。 そう、聞いておりました。 じゃあ第二回ということで、どういったお話から入っていくんでしょうか。 今回はね、鯨の基礎知識について話していきたいと思います。 知らないね。 知らないでしょ。 全く分かんないです。 まずなんだけど、鯨とイルカは一緒です。 これね、和歌山県の人はね、結構知ってて僕一人で受けてたんだけど、鯨とイルカっていうのは生物学的には一緒なんですよ。 あまり区別の仕様がない、同じカテゴリー。 同じカテゴリー。 鯨に含まれる動物のうち、4メートル以上のものを鯨と呼んで、4メートル以下のものをイルカと呼びます。 これあんま知らないんじゃないかな。 知らなかった。 僕も知らなかった。 このイルカの区分っていうのは、別に生物学的な区分というよりも、なんかなんていうのかな。 感覚的な。 ざっくりした基準で、日本でも欧米でもこのサイズの基準は一緒なんだよね。 へー不思議だね。 世界なんかなんちゃら会議とかで、基準区分を合意したわけじゃないんだけど、なぜか一緒っていう。 なんとなく、これはイルカ、これは鯨っていうのがみんな共通認識を持ってんだね。 境目って感じですね。 鯨目は、ハクジラ類とヒゲクジラ類の2グループに分かれます。 ヒゲクジラ類は14種類。 このヒゲクジラ類というのは、口の中に歯がない代わりにものすごい硬い合毛が生えてるっていう感じだよね。 しかもその合毛っていうのも、みんながイメージする毛というよりかは、1メートルとか2メートルとかあったりするような、ヤシの木の葉っぱみたいなのがびっしり並んでるみたいな感じだよね。 プランクトンとか魚をヒゲで濾しとるために発達した器官だね。 ヒゲクジラは14種類いて、大体大型のクジラですね。 で、最も大きくなるシロナガスクジラもこのヒゲクジラの仲間に入ってます。 つまりはあれだけの30メートルを超える大きな巨体っていうのを、ちっちゃいプランクトン、オキアミとかだよね。 ちっちゃいエビみたいなやつで賄ってるってことだよね。 そうだね。 すごいね。 で、ヒゲクジラ14種類で、ハクジラが75種類います。 こっちのハクジラは歯があるクジラ。 歯があるクジラですね。 例えば、マッコウクジラとかみなさん聞いたことあるかな。 結構有名かな。 口の中に歯が生えてるクジラのことをハクジラっていう風に呼びます。 ちなみにイルカやシャチもこのハクジラのグループに入ってますね。 で、最大はマッコウクジラで19メートル。 マッコウクジラが最大なんだ。 最大。 そんなにデカいんだ、マッコウクジラ。 マッコウクジラだけめっちゃデカいんだよ、このハクジラの中でも。 20メートルか。 だいたい最大、そうだね。 バス3台分だね。 そうだね。 路線バス3台分だね。 っていう感じですね。 まずこの基礎知識、ヒゲクジラ、ハクジラ。 ヒゲクジラのヒゲについてちょっと話しておこうと思うんだけど、 これはヒゲモジャの昔のバッハみたいな、 ああいう人間とかと全然違うヒゲですね。 バッハヒゲないよ。 バッハモジャモジャなの髪の毛だから。 偏見だった。 人間が思い描く毛みたいな感じじゃないですね。 ハグリットみたいな毛じゃないよ。 ハグリットみたいな毛じゃないです。 分かりやすいね。 クジラヒゲは口の中にあるから、 歯が変化したものだっていう風に考える人が多いんだけど、 あれは上あごの歯茎の粘膜が変化したものらしいですね。 ちょっとキモいね。 キモいよね。 歯の粘膜、歯茎みたいなのは歯茎ってことかな。 歯茎の前の方が進化してこういうプラスティック状になってます。 へー。 っていう感じだね。 じゃあ元々歯があったのが退化してって、 粘膜部分がヒゲになってった。 ヒゲになってる感じだね。 この材質の説明もあるんだけど、 人間の爪をもっと厚くしたようなプラスティック状っていう説明がよくされてました。 なるほど。 かなり硬い。 かなり硬い。 このヒゲクジラのヒゲは食べ物を食べるために擦り切れていきます。 なるほどね。 ただそれを補うように伸びていく。 はいはいはい。 なので擦り切れた分だけ補充されるっていう。 毛とか爪とかと同じようなイメージだね。 そう、全く同じ。 爪みたいな感覚で多分捉えると。 そうだね。 すごい近いんじゃないかな。 はい。 クジラの祖先は歯とクジラヒゲを両方持っていた原始的なクジラも見つかっているので。 ほー。 なので進化の過程の中で、クジラヒゲを取るヒゲクジラと、歯を取る歯クジラっていうのが分かれたっていう風に考えられると思います。 へー。 その祖先はすでに海に生きていたってことだよね。歯とヒゲがどっちもあったっていう。 そうです。 ちょっとその説明は後ほど。 わかりました。 説明しますね。 クジラヒゲの長さ、一番長いのが、全然その種類によって違うんですよ。ヒゲクジラの種類によって。 まあまあ大きさも違うもんね。 大きさも違う。 ただね、その大きさにこのヒゲクジラの長さは、ヒゲクジラのヒゲの長さは比例しないです。 北極クジラのクジラヒゲが一番長くて、これ5.2メートルですね。 すごいね。 やばいでしょ。2階建てぐらい。 キリンぐらいだね。 キリンぐらいだね。キリン見たことないけど。 でね、サイズが最も大きいシロナガスクジラは、これ1メートルしかないんですよ。 そんな短いんだ。 そうなの。だから体のサイズの長さに全然比例してないんだよね。 はい。 っていうのがクジラヒゲ。 最初の第1話の前半の時に、スカートの芯やコルセットの芯に使われてたっていう風に言ったんだけど、日本でも靴ベラとか、カラクリ人形のゼンマイっていうのが書いてあったね。 はいはいはいはい。なんとなくイメージはわかる。 なんとなくイメージつけますか?っていう感じでやってたと。 薄くて軽くて、でヒゲみたいな細い部分もあれば、硬い板みたいな部分もあるから、いろいろな工芸細工に使えたってことだね。 そう。 プラスチックと一緒ってことだよね、それが。 本当にプラスチックの代用品っていう感じですね。 次、ハクジラの歯について話しておこうと思うんだけど。 どんぐらいの長さがあるのかね。 これも面白いですよ。 まず、ハクジラの歯っていうのは、前回番外編で少しネタバレしたんだけど、全部同じ形なんですよ。 人間だと剣歯とか、前歯とか、奥歯とかね、形が違うのが普通の歯かなと思ってるんだけど、これ全部同じ形をしてるのがまずハクジラの歯の特徴です。 すごい意外でした。 これをちょっと専門的な言葉では、いろんな形の歯を持っている人間とかね、これを異種性、異なる歯の性質って書いて異種性って呼びますね。 哺乳類では、クジラ以外の生物は全て実は異種性なんですよ。 猫だろうと、狸だろうと、クマだろうと、牛もそうだね。 そうだね。 違うよね。 クジラだけはなんと同種性であるっていう特殊性がありますね。 他の生き物でいうと、例えばサメとかは同種性ってことになるのかな? サメはね、クジラの中に入っていないので、多分異種性なんじゃないかな。 ちょっとこれは後で調べて追記をしましょう。 同種性ってすごい不思議な性質だなって思ってる。 この歯が何のために生えてるのかがよく分かってなくて。 そうなんだ。 食べる時もそんなに使ってないんだよね。 へー。 っていうのが分かってます。 はい。 マッコウクジラが歯クジラの中で一番でかい歯を持ってるんだけど、 このサイズがね、25センチですね。 25センチってナイフだね。 そう。 サバイバルナイフだね。 この歯がね、下側に28本生えてますね。 上のあごは歯が退化して小さいっていう感じなんだけど、 マッコウクジラはイカを主食にしてるクジラなんだけど、 大洋イカとかを食べるっていう風に。 そうだね。 多分有名な漁場とかに聞いたことがあるんだけど、 この巨大な25センチの歯を使って食べるのかと思いきや、 全く歯を使ってないんですよ。 どうするんですか? 丸飲みです。 もう飲み込む感じ?吸い込んで? 吸い込んで飲み込む感じ。 クジラの胃の写真をね、リサーチの時に何回か見てるんだけど、 マジで市場に並んでるイカ。 もう丸ごと入ってるんだ、きれいに。 丸ごと入ってる。 へー。 そう。だからこの歯はね、うまく使われてないんだよね。 あーそうなんだ。 そう。 てなってくると、このハクジラの歯っていうのは何のために? そう。何のために?ってなるんですよね。 はい。 これはね、研究ではこうなんじゃないかっていうのは分かっていて、 オスの歯はメスの歯よりもかなり大きいんですよ。 なるほど。 大人になってから、しかも生成熟の段階で歯が生えてくるのね。 あ、そうなんだ。 これすごい大きな違いだよね。 そうだね。 だからね、噛み砕くためっていうよりも、 繁殖の際に、俺強ぇんだぞ的な、 戦うために生えてくるんじゃないかっていうのが言われてます。 へー。 実際に繁殖の際に、メスを巡ってマッコウクジラってお互い噛みつけ合うんですよ。 あ、そうなんだ。そこで使うんだ。 使う。 へー。 だから、噛む用じゃなくて、戦う用なんじゃないかって言われてます。 なるほど。角みたいなものだね。 角。まさに角なんだけど、一角、分かりますかね? はい、分かります。 一角、でっかい角みたいなやつが生えてる。 もう本当に2メートル以上の長い角が生えるクジラの仲間。 あれ牙なんだよね。 あれも牙ですね。 うんうんうん。 牙なんだけど、ハクジラの仲間なんですよ。 なるほど、確かに。 だから歯なんですよ、あれは。 なるほどね。 そう。 あ、そういうことか。 で、一角のオスはあんな風にでっかい角みたいなのが生えてるんだけど、 メスは逆に一生歯の中に、死肉に埋まってるのね。 親知らず的な。 要するにオスの威勢に対するアピールと、 あとはオス同士の戦いのために一角は長く伸びた牙を使うっていうこと。 っていうことですね。 で、ハクジラ全部そうってことか。 ハクジラ全部そう。 あーなるほどね。 それはすごい。 ハクジラはね、使わないとちゃんと。 すごい整理された感じがある、知識が。 ちなみにね、ハクジラの中で唯一歯を有効に使ってるやつがいます。 それは日常生活、食事とかでってことだよね。 そう、食事で。 シャチですね。 なるほど。 シャチは鋭い歯を使って獲物を捕らえたりとか、噛みちぎったりとかするので、 ハクジラの中ではちゃんと歯を使ってる感じだね。 シャチって確か上あごにも下あごにも歯生えてるよね。 生えてる。 写真で見たらそうだった思いがある。 生えてます、生えてます。 そうだよね、そうだよね。 だからハクジラの中ではシャチのみが歯をちゃんと歯として。 なるほど。 だから人間の部位の認識、歯とか目とかっていうのはみんな違うんだよね。 生物界で使われ方が。 そうだね、そうだね。 たまたま似たようなパーツが似たような場所に生えているだけで、用途が全然違うってことは。 全然違うっていうのは。 面白いね。 ヒゲクジラのヒゲについてと、ハクジラの歯についてちょっと話しておきました。 次はクジラの寄生虫について。 最初に450キロのフジツボがついているよっていう話をしたんだけど、 いろんな奴らがいて、 大きい体の中で。 クジラの博物館に行って、いろんな寄生虫の展示がしてあったんだけど、 クジラの寄生虫1、2みたいな感じで名前すらついてない奴らがいっぱい並んでました。 それはいわゆる新種でまだ名前がついてないってことなのかな。 多分展示用だから、別に多分そんなに名前を僕みたいにさ、 クジラの寄生虫に興味がめちゃめちゃありますみたいな人はなかなかいないからね。 クジラの寄生してる奴の中に有名な奴にね、クジラジラミっていうのがいます。 もう専門なんだクジラ。 これがまた面白くて、クジラジラミっていうのはフジツボと違って、 へばりついてる子じゃないんですよ。 なるほど、動くっていうこと。 皮膚の傷口の跡とか、逆にフジツボの周りとかの水の抵抗を、 クジラが泳ぐときに受ける水の抵抗を受けにくい場所にちょんっているみたいな。 へばりついてるってよりも、なんかなんていうのかな。 しがみついてるみたいな水の中で。 しがみついてるみたいな認識が多分近いと思う。 シラミっていう名前が入ってるけど、シラミの仲間ではないよね。 これね、甲殻類。 小さなカニみたいな感じのやつで。 これが強制なのか規制なのか分かってないんだけど、 僕が読んだ論文というか説によると、 このクジラジラミ、クジラっていうのは水の中で早く泳ぐために、 ツルッツルなのに毛がないんですよ。 まあまあそうだろうね。 でもクジラジラミが付くことによって、水の流れをクジラを読むことができるようになって、 そっかそっか。傷がついちゃったり、フジツボがついちゃったりしても、 その溝を埋めてくれるからクジラジラミが。 水の抵抗が減るんだ。 水の抵抗が減るっていう説と、 あと水の流れが読めるようになって、 海流の流れとか、餌を発見しやすくなるんじゃないかって言われたりしてる。 クジラのこの口の方にクジラジラミがいたらさ、なんかこう違和感があるじゃん。 なるほど、あるねあるね。 これが水の抵抗、クジラジラミが代わりに受けてくれて、 っていう説がありますね。 強制かもしれないっていう話だね。 やってるのかもしれないって話だね。 っていう話ですね。 他にもコバンザメとかもね、クジラに。 頭が吸盤で、体の下にくっついてたりとか。 よくサメとかね、ウミガメにもくっついたりしてるんだけど、コバンザメって。 そうだよね。 くっついてるよね、そりゃクジラにも。 体内にも、やっぱ体外じゃなくて体内にもめちゃめちゃいて、 普通にサナダムシとか、センチュウのタグもいっぱいいますね。 もうメジャーなキセイチュウだね、細長い感じの。 クジラの座標とかアンディ君。 見たことないよ。 ニュースでも聞いたりとかね。 あると思うけど、耳に寄生するセンチュウっていうのが、 クジラが謎の座標をする原因なのでは?とか言われたりしてたりしますね。 方法感覚が狂っちゃうんではないかって言われたり。 だからクジラの研究者っていうのは、 同時にクジラという森の研究者だから、 こういうキセイチュウだったりとか、 クジラジラミだったりとか、 クジラ以外の生物を研究しないと、 クジラの真相にはたどり着けないっていう。 そうだよね。 そうだよね。 キセイチュウについて詳しくならないと、 クジラについて語れないもんね。 語れない。 だからちょっと他の生物は、 これだけっていう感じじゃないですね。 ちょっと横断的なんだ、クジラってでかいから。 っていうのをすごい僕は感じましたね。 次、クジラのいろんな部位についてね、紹介してるんだけど、 次、クジラの耳ですね。 ちょっとね、耳に入るキセイチュウって話が出てきたときに、 耳どこって思ったんだけど、 どこですか? これはね、基本的にクジラはね、 海水の流れを抵抗を減らすために、 耳をほとんどなくしてるんですよ。 だからね、体がでかいのに耳も死ぬほど小さいです。 そうだよね。 もうほんと少ししか空いてなくて。 穴はあるの? 穴はね、ある。 穴はあるんだ。 これもね、どうなんだろうね。 クジラの耳の穴が塞がっているみたいな表現をする人もいますね。 はい。 で、このクジラの耳の穴はね、 このちっちゃい穴しかないから、 耳垢が将来たまり続けるんですよ。 でね、これが実は、 耳垢出るんだね、そもそも。 耳垢が出る。だから外から入ってくるんだろうね。 っていうのもあるし、中でたまっていくのもあるのかな。 耳垢って確か、これはもう人も大体の生き物もそうだけど、 皮膚と同じで、皮膚の代謝が心じゃん。 あ、そういうことなんだ。 そうそうそう。 だから皮が新陳代謝を繰り返していく中で、 なるほど、なるほど。 新しい皮ができていって、古い垢が押し出されていって、 それが耳垢になる。 なるほど。 だからたぶんクジラの場合も、 体の中から新しい皮膚が出てくるということで、 僕の中の耳垢がすごい深まった。 この耳垢が生涯出ていくところがないので、 生涯溜まり続けるんですよ。 で、これが海の地層なんですよ。 ああ、そっかそっか。 新しい皮膚が作り続けられていくから、 年輪みたいな感じになった。 そう、年輪みたいな感じで、 耳垢が本当に死ぬまで溜まり続けるんだよね。 で、クジラの寿命っていうのはクジラによって違うんだけど、 白流すクジラとかは100年以上生きるんですよ。 すごいね、長生きだね。 耳垢がどういうことを意味するかっていうと、 過去1世紀にわたるクジラのストレスレベルが残ってるんですよ、耳に。 ストレスレベル? クジラの耳垢が変化してるのね。 例えば、化学物質。 人間が1950年とか60年くらいから垂れ流し始めた化学物質の影響をクジラが受けてて、 それがクジラの耳垢に残ってるんですよ。 それはちょっと面白いね。 面白いよね。 そっかそっか、そうだよね。 クジラの耳垢っていうのは本当に地層みたいな感じで、 どこまで、僕が読んだ論文ね。 トランブル、スティーブントランブルっていう比較生理学者がいるんだけど、 この人が書いた論文で、 この耳垢によって、 人間の化学汚染、捕鯨、戦争、気候変動まで、 そういうものがわかるんじゃないかっていうのを前提に今研究を進めてます。 でもそれがわかるんじゃないかっていう指摘は、 確かにって思わされるものがあるね。 思わされるよね。 今までの説明を聞くと。 だからこのクジラの耳っていうのも、 ちょっと後でまた出てくるんだけど、 すごいクジラに留まらないんですよ。 クジラの話っていうのは。 そうだねそうだね。 っていうのを感じさせてくれる話で、 すごく面白かったなと思います。 確かにクジラという森というテーマでクジラを話しているわけだけれども、 複雑系そのまま反映してるよね。 そうなんだよ。 それが面白かったですね。 でかいからこそなせる技だね。 あと最後にクジラの部位の説明なんだけど、 これはちょっと僕の心の中学生が。 部位っていうと食べ物として?って今思ったけど。 違いますね。 生物の箇所として、 クジラの金玉が大きいという話をしたじゃないですか。 金玉編でも取り上げましたね。 クジラのペニス。 3メートルですね。 これも世界中の生物の中で一番でかいです。 ちょっと怖いね。 あまり想像したくないね。 そうなんだよ。 ただクジラないでしょ。 そのペニスのイメージが。 確かに。 あんまないです。 これはね、 陰系列っていう収納スペースがあるらしくて、 iPhoneの充電器を想像してほしいんだけど。 ちょっと待って。 逆に分かんないわ。 どういうことだ? 充電器を挿すところ。 コンセントに挿すところってさ、 ペタッて閉じれるじゃない? そうだね。 ああいうのがクジラの体の中に付いていて、 収納できるんですよ。 あとは飛行機の車輪が出てくるところみたいな感じね。 分かりやすい。 なるほどね。 ああいう風にペニスが収納されてますね。 それは普段は体内に埋め込まれてるような状況ってことなのかな? そうです。 金玉編でも言ったんだけど、 金玉も体の中にしまわれてる。 中って中じゃないよね。 しまわれてるっていう。 溝の中にあるよみたいな感じ。 外から見たら。 その状態で大量のおしっこも排泄するんだね。 そうだと思うよ。 このクジラは世界一、ペニスが大きい生き物なんだけど、 このリサーチをしていく中で、 派生して調べちゃうわけですよ。 ペニスについてですか? 2位がシャチ。 ああ、そっかそっか。 シャチ。 なんとなく、なるほどなみたいな。 サイズ感もでかいしね。 3位、バク。 なんで知ってんの? 有名だから。 そうなんだ。 有名だからって当たり前のように言っちゃったけど、 みんな知らないから。 バクが1メートルなんだって。 すごいよ、写真で見たことある。 体長2メートルしかないのにね。 体の半分がペニスみたいな。 いわゆるバクとかウマとか、 そういう類の生き物、サイもそうだけど、 めちゃくちゃ長いです。 やばいよね。 っていうのにちょっと楽しかったって話ですね。 ちなみにクジラの博物館に3回行ってたじゃないですか、 クジラの部位の展示というものも色々あるのかな? ある。目の展示とか、 目マジでかいよ。 アンディ君の頭よりでかいからね。 ちょっと怖えな。 目とかも。 ダイオウイカとあんま遜色ないね。 そうだね。 だから一個一個のサイズがでかいっていう感じで、 その展示も面白かったです。 はい。 ちょっと第2回はこんな感じで、 クジラの部位とか、 パーツだね。 そう、ヒゲについて、歯について、 何話したっけ?耳についてですね。 そうだね、耳垢とかについて。 話してきました。 クジラという生き物、その構造について聞いてきました。 第3回に続きます。 はい、ありがとうございました。