番外編#3 Podcastはゼロコスト〜観森とポッドキャスト【ミモリラジオ】

なぜ自然のポッドキャストを?ゼロコストで配信する理由から、自然ガイド業界の課題まで深掘り🌲 自然の面白さをもっと多くの人に届けたい想いを語ります

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要約

自然観察家がなぜポッドキャストを始めたのかを語る番外編後編。ゼロコストでの配信、自然ガイド業界の課題、研究者とガイドの関係性、自然の面白さをエンタメとして伝える重要性などを議論。都市化が進む中で自然を楽しむ人を増やす運動の必要性や、森の概念を拡張して自然界全体を捉える視点について語られる。

キーワード

ポッドキャスト 自然ガイド 自然観察 エンタメ SDGs

文字起こし

ミモリラジオ。このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを掘り下げていくトーク番組です。 ということで、1月なのでね、我々の自己紹介ですとか、そういったものをお送りしてるんですけれども、今回も番外編ということで、なぜポッドキャストをやっているのか、 ちょっとこれについて喋っておこうかなという、カズキからの提案で、スタートしました。 これ、もともとカズキがやりたいって言い出してたよね? ポッドキャストはね、ずっとやりたかった。 いつから? もうね、お母さんのね、お腹の中にね。 受精卵。 いる時からは、言い過ぎなんだけど、結構ね、ポッドキャストをやりたいっていうよりも、自然の面白さを、マジで僕、1日に10個ぐらい発見があるのね。 そりゃ言ってるね。 だから、毎日できるだけ共有したりとか、形に残したりとかしたいなと思っていて、 なので、僕はせっかく自然界の面白さを目の当たりにしてるのね。 なので、それを抽出してお届けできたらいいなっていうのが一番の理由かな。 具体的にポッドキャストっていうものに触れ出したというか、ポッドキャストやりたいと言い出したのは、3ヶ月くらい前だっけな? もっとだもっとだ。 夏ぐらいかな?8月ぐらいじゃないかな? そうだねそうだね。 最初はね、完全に僕の方は半信半疑というか、 あんまノリティじゃなかったもんね。 全然聞く習慣とかがなかったからね。 そう、だから、あと、収益化とかもさ、いまいち見込めないのがポッドキャスト。 難しいね。本当に好きで、それが好きで台本かけてじゃないとかなり難しいと思う。 そうだよねそうだよね。 儲けたい人はやれないですね、なかなか。 そうそうそうそう。 だから、あとね、もっと難しそうだなって思ったのは、定期的に上げる必要があるじゃん。 はいはい、そうだね。 コンスタントに上げていかないと、やっぱりコンテンツとして続いていかないよなって思ったときに、これかつき飽きるんじゃない?とは思ったんだよね。 確かに。確かにね。 例えば今さ、週2っていう、これ結構ハイペースだと思うんだけど、 これが週1って最初は考えてたんだけど、それにしても、週1のポッドキャストを上げるために勉強したり収録したりを無理にやる状況になるのが一番良くないなって思ったんだよね、最初聞いたときに。 だから、よくね、2年前から僕とカズキの間で、ゼロコストにやれることっていうことをやっていこうってことは相言葉になっているんだけど。 疲れたら終わりだからね。 昔も今も、原始時代も疲れたやつからもう殺されていくけん。 だいたい新しい活動も続けた人だけが勝つからさ、みんなやめちゃうからね。 その点、ポッドキャストについては、無理せず続けられるっていう確証を持てなかったっていうところがあるんだよね。 あ、そうなんだ。 持てなかった最初全然。 これは僕聞いてない話ですね。 あれ言ってないっけ? うん。 なんかね、続く気があんましなかったんだよ。 あ、そうなんだ。 そうそうそうそう。 でも割と続けられそうじゃない? そう、やってみてそう思った。 うんうんうん。 最初ね。 結構あの僕らのこのポッドキャストで編集なしなんのね、全く編集しない。 これカット編集も何もやってないね。 ただ音楽をつけてね、アンカーのアプリで上げてるだけ。 そうそうそうそう。 なのでかなり能力は少ないね。 でも僕は勉強というかハマったものはすごいどっちみちまとめてたりする作業やってるので、 その副産、僕の活動とか生きていく中での副産物としてこのポッドキャストをやってる感じかな。 そうだね、編集せずにやれるっていうのは考えてなかった。 そうだよね。 なんか編集絶対必要だし、それ編集コストっていうものが高くつくんじゃないかなって精神的にね思ったんだけど、 蓋を開けてみたら編集せずに掛け合いだけでなんか取っちゃって上げちゃうっていう形でやれているのがすごく楽でいいよねって。 そうだね、っていうのは思うかな。 あとね、これは僕今北海道の伝説のガイドのミッキーさんって人がいるんだけど、その人に結構ツイッタリとか。 師匠だよね。 やり取りして勉強させてもらってるんだけど、すごすぎて、ガイドの時とかってマジで100%あったら0.001%くらいしか知識の引き出しを出さない。 僕も一緒にいて、毎回違う話が出てくるんだよね。調査とか一緒に行ってて。 なので、このミッキーさんの引き出し、開けないのってすごいもったいないと思うし、結局お客さんも開けれないんだよね、ゲストも。 本当は面白さがもっと伝わるのに、開けられない状況っていうのはすごいもったいないなと思って。 で、ちょっとこのポッドキャスターで定期的に配信をやっていこうかなと思ったのと、あと僕も北海道来るまでガイドっていう職業があるって知らなかったのね。 知らなかった、マジで。 お金を払うっていう文化も多分日本にまだ浸透してないし。 なんだけど、ガイドの人を見てるとめちゃめちゃみんな勉強してるんですよ、ちゃんと。土日とかの講習会とかも勉強会とかも行ってるし、情報交換会とかもすげーやってるのね、ガイドの人たちって。 なんだけど、全く外に通じる導線がないんですよ。 インプットがすごいけれども、それを面白く伝える方法というものに乏しい。 お金を払って実際に現地まで行って会うっていうのしかないから、なんかすごいこれもったいないなって思うよね。 なので、こういうちょっとポッドキャストという形で定期的にアウトプットしていけたらいいかなと思ってます。 これは僕の自然業界の中にいる人の視点なんだけど、アンディ君はちょっと半分外なので、また多分違う視点で考えてると思うんだ。 そうだねそうだね。まず、見守り的にはね。見守り的には、いろいろオリジナルのプロダクト作りだとか、あるいは自然ガイド作りだとか、あとはフォトブック作りだとか、やってはいるプロジェクトは走っているんだけど、 その結果が具体的なものとして出るまでに、やっぱりどうしても時間がかかるんだよね。 特に自然の面白さを抽出して、なんか商品作ろうって、なんか作品作ろうって思った時って、下手したら、このやり方で作ったらいけるぞって思った時にはもう季節が過ぎてるんだよ。 そうだね。 来年になっちゃう。 8年後だもんね。 もうその植物取れないねってなっちゃうから、実際世に出せるまでにかかる時間がすごく長くなるって考えた時に、面白さというものをコンスタントに、ある意味短いスパンで出せるものが必要だなとは思ってたんだよね。 それがポッドキャストだとは思ってなかったって感じ。 はいはいはい。 やってみたら、ポッドキャストだと森の見方を伝えられるというか、自然って面白いんだよっていうものをこんな簡単に伝えられるんだっていう感じで、僕自身びっくりしてるところなんだけど。 そうだね、もうずっと聞いてるもんね、アンディ君ね。 ずっと聞いてる。自分で聞いて面白えってなってる。 そうだよね。 そうだし、ポッドキャスト撮るために調べるのも面白いんだけど、自然業界という中で、僕って言ったらガイドじゃないから、半分外の人として、さっきかずき言ってくれたように見てみると、何もやってない。 ちょっと表現強いかもしんないね。 表現強くなっちゃってるけど、あえて言うと何もやってないなって思っちゃうんだよね。 魅力を伝えるための努力、新しい方法を取り入れるとか。 ただ、これって別に自然業界だけでもないと思うんだよ。 例えば、先生も面白い喋り方を研究してる先生とかって少ないじゃん。 ほとんどいないんじゃないかな。 ほとんどいないでしょ。 ガイドも、知識を開拓する人たちなら研究者だし、そこまで言ってる人もいるけどね、もちろん。 そこまでは行かないんだけど、自然の面白さを伝える人ということで活動してる人が大多数だと思うんだよね。 ただ、その割に自然の面白さを伝える工夫とか、それを伝えるための勉強とかは、あまりやってない印象がすごく強いんだよね。 そうだと思います。 例えばね、それ全然ガイドに当てはまらない、そして自然業界全般そうだと思う。 例えば、この間、植物の面白さを伝える一つのメディアということで、超巨大な植物標本を作ったんだよね。 今、カズキの真後ろにあるけど。 2メートル半ぐらいのやつね。 そうそう。2メートル50センチある、すっごいでっかい吹きの植物標本を制作して、今この僕らが収録している部屋にどでかく設置しているんだけど。 例えば、他の業界で言ったら、最大ってどんどんやってると思うんだよ。 おっきいもの作ろうってやつね。 おっきいもの作ろうっていう企画は、めちゃくちゃいろんなところでやってると思うんだよね。 なんだけど、こと自然の界隈になると、押し花だよね。 押し花の時点で、でかい押し花作るプロジェクトとかほぼなかったり。 そうだね。マジで誰もやってないもんね。 結構、わりかし普通の発想でやってみても、業界の中で初めてみたいな形になっちゃうのがすごく不思議というか、 こんだけ何も動きがなかった界隈なんだなってすごい思う。 なるほどね。 ポッドキャスターってね、いないでしょ。 いないんじゃないかな。 自然界隈でやってるところって。 だし、研究者の人たちに対してすごくたぶんね、知識の暴力だなと僕は思うんだけど、 研究者の人に言われたら、みんな何も言えなくなっちゃうみたいなさ。 界隈の人たちよりも知ってるからさ、もちろん。 そうだね。 だけど全然役割が違うから。 そうそうそうそう。 なのでね、自分たちに何ができるのかみたいなのを突き詰めて考えるフェーズじゃない気がします。 そうだね、そうだね。 だし、でもやっとね、そういうフェーズというか、になってきたんじゃないかなと思うかな。 自然界隈、自然界隈の人って、これはカズキから聞いた受け売りになっちゃうけどさ、 30代途中で結婚されたり、お子さんできたりしていく中で、やっぱり稼げなくて辞めるっていう人が多いって言ってたよね。 そことかも、自然の面白さというものを言ったら加工して、どのように伝えるかが開拓されてないからそうなるんじゃないかなって思うんだよね、すごく。 確かに。 だから今のところは、すごい昔のインターネット界隈っていうか、オタクの界隈だなってめちゃくちゃ思う。 僕もあんまり自然とかの人と実はお友達がいないんですよ。 どっちかというと、海の絵を描いている陽天くんっていうアーティストがいるんだけど、アーティストの人とすごい感覚が僕は近くて、 自然から美しいものとか面白さを抽出して、彼らアウトプットをアート、絵にするんだけど、僕は音声にしたいとか喋りにしたいとか、エンタメにしたいんだよね。 なんかそういうのはすごいある。 そうだよねそうだよね。 そんな感じで自然業界については見てます。 なるほどね。 あとね、なんかそういう知識すごい偏りがある組織が何個かあるなって思っていて、組織じゃないな、界隈が何個かあるなって思っていて、そういう学者さんたちの知識編集界隈と、 あとガイドの人たちの多数とかが占めているオタク界隈と、それから全く別の自然を特に観察とかしたり、勉強とかしてるってわけじゃないんだけど、 その持つ優しいイメージとか香りだとか、すごい枝葉のマーケティングに乗っかった部分で回っている界隈と。 教育ビジネスだね。 そうそう。資格ビジネス、教育ビジネスの界隈と、これとも全部違うスピリチュアル界隈とか陰謀論界隈と、みたいな感じで、どれもすごく狭く閉じてる界隈だよなって思う。 そうだよね。 いやシンプルにそうだと思う。 で、その中で自然と全く遠いところに多数派がいるわけですよ。 そうだね。 自然業界、これ全部足しても多数派には絶対届かないから。 僕ら業界で言ってるけどめっちゃちっちゃいからね。 そうそうそうそう。 パン屋業界くらいちっちゃいんじゃない? もっとずっとちっちゃいでしょ。 そうだよね。 何業界? 108業界くらい。 なんだろうな、スコンブ業界? そのレベルだと思う。みんなたぶんあんまり聞いたことない話だと思う。 で、なんかそんだけさ、自然業界というものがちっちゃく狭く閉じちゃっている中で、 一方やそれに全く接触することのない大多数の都市に住んでる人たちがいるという状況の中で、みんなSDGsとか言ってるじゃん。 そうだね。 これはすごく無理があると思うんだよね。 森のことイメージできないような環境の中で、無理やり環境保護とか言っても限界があると思うんだよね。 そうだね。日本ね、森林面積75倍以上あるけど、みんな都市に行くってことは森から離れるってことだからね。 そうそうそうそう。 で、ずっと東京人口増えてるしね。 そうそう。都市の人口はこれからも増えていくっていうのは社会学でもわかってるんだけど。 だから触れることがない人は増えていくんだよね、森に。 そうだね。 ということを考えていったら、環境保護とかをすごい無理やり騒ぎ立てたり、SDGsを無理やり騒ぎ立てたりするよりも、 まず何でもいいから草一本でもいいし、猫でもウミガメでもクジラでも、何でもいいから自然界のトピック一つとって楽しめるような人増やしていった方が、 経緯を持って観察したり、日常的に楽しむことをできる人を増やしていく方が自然だなって思うんだよね。 なんかそれを総称して森を見るって俺は言ってる感がある。 カズキと一緒に。 まあそうだね。僕はずっとやってるからね。 そうだねそうだね。 死ぬまでやると思うし。 そうそうそうそう。 割ともうね、これ以外やんないからね。 カズキはその中のトップに立ってるところだと思うんだけど、森を見るっていうことに関して。 今後ね、うん。もっと勉強していかないといけないんだけど。 なんでまあミモリとしては、森って言ってるんだけど、なんかもっと幅広く。 そうだね。 ポッドキャスト今まで竹、猫、何扱ったっけあと。 キノコ。 ブナタイキノコ。 うんうんうん。 次クジラとか。 そうだね。 人間の歴史まで含めたものをテーマで伝えて、みんなが自然を見るいろんな視点を増やしていけたらいいなっていう風に。 そうだね。 思ってますね。 最初は白尾町の森、北海道白尾町の森を見るところからスタートしたんだけど、森の概念がどんどん拡張してってるよね。 拡張してるし、白尾町の森を理解するためには、それこそ熊本の森を見るともっと理解が深まるんだよね。 そうだねそうだね。 あっちはだってもう完全に、前取り上げたブナタイ文化論の時に取り上げたけど、商用樹林帯でしょ。 そう、商用樹林帯だから、結局森を見るっていうのはいかに比較していくか。 そうだねそうだね。 みたいなこともずっと繰り返しなので。 今後、みもりとして扱っていくテーマなんだけど、クジラも収録するし、次はね、金玉。 金玉全然ふざけてない僕は。 ガチだったよね。 今アンディ君笑ったけどね。 すげえ勉強してた。 いや、わかるよ。すげえ勉強してたっしょ。 すげえ勉強したし、みもりがやってるこの美しさを見るっていうのは、全部生物たちのいかにメスを獲得するかオスを獲得するかの枝葉なんだよね。 苦弱の羽が綺麗とかさ、植物の種が美しいとか、全部そこにやっぱり金玉に通じる全ての観察はみたいなところがあるので、っていうのも扱っていきたい。 大真面目にね。 大真面目に。 R18じゃないからね。 全然ふざけてない。 っていうのと、あと今後ちょっとアンディ君が、次テーマ、ウミガメもちょっと扱ってくれる。 ウミガメやります。 なんだけどね、海も、海は7割ですね、地球の表面積の。 つまりは多数派ですね。 多数派。 だから海を理解しないと森も理解できないということで、ちょっとみもりも20、23年徐々にちょっと森ではなく、ちょっと海の方にも進出していけたらいいかなって思ってた。 いや、全く同じことは僕も思ってたから、なんか森の概念がその天根串全開の複雑系の総称にまでちょっと拡張されてる。 拡張されてていいなーって思ってる、今は。 あと僕個人的にはウミウシとか。 いいねいいね。 そういう、あとこれアンディ君と言ってたけど、ウミガメってさ、生成熟が? えっとね、赤ウミガメが確か生成熟するまでに22、23年かかる。 でしょ? すげー長いんだよね。 やばいよね。 人よりずっと長いの、時間かかる時間が。 今日猫とかは半年とかだったっけ? 半年。 半年でしょ、生成熟が。 で、年3回お猫ウミウミになる。 だからなんかこの生成熟っていうのも多分自然界を見るテーマとかして、外来種問題とかもまさに直結するんだけど、何年間で生成熟するのかとか寿命とかなんかそういう生成熟っていうテーマで哺乳類とか魚類とかをちょっと見ていくみたいな。 そうだね。 っていう回もちょっと今後取り扱っていこうかなと。 卵の回やりたいわ。 卵も熱い。 卵やりたい。 固いしね。 そう、あと魚の卵とか面白いんだよ。 面白いよね。 マンボウが卵を産むコスとか。 サンモクコとかだっけ? そう。 そうだね。 タツノオトシゴはオスが体。 カンガルーみたいにね。 身ごもるみたいな感じだもんね。 そうそうそうそう。 だから自然界の生っていうのもちょっと扱っていけたらいいかなと。 やりたいですね。 思います。 ということでこれがミモリラジオ僕たちがポッドキャストをやる理由という回で続けてきましたけれども、またまた収録頑張っていきます。よろしくお願いします。