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狂犬病

狂犬病は、日本の狼と人間の関係に大きな影響を及ぼした疾患として重要視されています。18世紀から19世紀にかけて、日本ではおもに犬科の動物である狼や狐、犬において、新たな奇病として狂犬病が流行しました。この病気は発症すると致死率が100%であり、当時も現在も恐れられる病気です。この疾患の流行によって、狼は守り神としての役割から一転し、危険視される存在へと変貌しました。狂犬病の恐怖が人々の心に深く刻まれ、狼に対する視線を害獣へと変える大きな一因となったのです。

ミモリラジオでの扱い

「ミモリラジオ」のエピソード#39では、日本における狼のイメージの変遷について深く掘り下げられています。特に近世から近代にかけて、狼がどのようにして絶滅へ追いやられていったかが語られました。その中で狂犬病の流行が狼を危険な動物として認識させ、人々が狼を殺す動機付けとなったとされています。この病気の流行は、当時の経済的損失と相まって狼に対する賞金制度が導入されるきっかけとなりました。そして、狂犬病の恐怖が狼を一瞬で絶滅へと導く、北海道開拓という追い討ちの一端を担ったことが明らかにされています。このように、狂犬病は狼絶滅の重要な要因として番組で取り上げられ、病気という切り口から人々の行動の変化が考察されています。

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