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コケ

乾燥耐性

苔は植物の中でも特異な「乾燥耐性」を持ち、水がなくても生きていける能力がある。雨が降らない乾季などでも乾燥した状態で生き続け、条件が整った際に復活することができる。この耐久性は、自然界のみならず、人間の作った極端な乾燥環境でも確認されており、20年間の保存状態から復活する例もある。また、他の乾燥に強い植物のように特殊な構造や代謝経路を持たず、むしろ原始的な休眠戦略を取ることで、この耐性を維持している。

ミモリラジオでの扱い

エピソード56「時速300kmで空を飛べ!旅するコケと「あきらめる戦略」〜コケ編・その3」では、苔の乾燥耐性について詳しく説明される。苔は根を持たないため、土壌から水を吸収する必要がなく、岩の上やコンクリートという水が得にくい環境でも生存できる。この環境適応は苔の生命力を支える大きな要素であり、体全体から直接水分を吸収する能力を持っている。また、他の植物が進化の過程で乾燥に適応するために複雑な機能を発達させたことに対し、苔は乾燥に直面すると休眠状態になることで対応し、恵まれた環境になると再び活性化する。このような性質は、標本箱に20年間保管されていた苔が水分を再び与えられることで生き返るという具体的な例を通じて説明され、非常に高い耐久性が驚きを持って語られている。また、苔の胞子自体も非常に強靭であり、水分を得ることで再び発芽する可能性がある、という興味深い側面も紹介されている。苔の乾燥耐性は、生物全体の中でも非常に特殊な能力としてリスナーに伝えられている。

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